「殺人鬼フジコの衝動 限定版」 真梨幸子
ハズレかもしれないと思い 避けていましたが
買いました
最近はずっと図書館を使っていたので 銭を払って本を買ったのは久しぶりなのです
通勤の行き帰り3日でザクザク一気に読めました
ヒトゴロシのノンフィクションではなくフィクションなので
いまいち後味は胸糞悪くなれませんが 仕方ありません
フィクションだとどーしてもエンタテーメントに転がすしか方法はないと思いますので
その点では かなり頑張っておられるとい思います
飽きないし退屈させないしわかりやすいしザクザク読ませる上手さがあります
こーゆーんを文章力とゆーんだと思います
一応 ベースはゲンスブールとフランスギャルの「夢みるシャンソン人形」みたいです
France Gall - Poupée de cire, poupée de son - Eurovision 1965 - Luxembourg - Winner
仮の人格 as if personality ですってぇ~
境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder, BPD
しょっぱなは「魔太郎が来る」の最初の方みたいでワクワク感満点さんです
ラストはミステリーみたいです
自分はミステリーとか推理とか謎解きとか謎謎には全く興味がないので
ちょっとめんどくさいですが ま エンタテーメントなので仕方ありません
ヒトゴロシのフィクションは糞面白くない奴ばかりなので この本はかなりマシな方だと思います
フィクションなので動機関係は弱いのでその点は辛抱しましょう
ヒトゴロシ
付録の「私はフジコ」は次回作の橋渡しのようです
次回作の「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」も勿論本日買わしていただきました
シリーズですしね 仕方ありません 連ドラみたいなもんです
出だしはヨイです 松永太モデルみたいです
著者の真梨 幸子さん(1964年 - )のペンネームの由来は、ザ・タイガースのデビュー曲、「僕のマリー」より。
グループ・サウンズのファンで、著作の「深く深く、砂に埋めて」は、ザ・タイガースの「美しき愛の掟」にインスパイアーされている。
らしい これはとてもヨイ話です
イヤミスとゆージャンルがあるんですね ミスはいらんと思いますが
福岡・北九州市監禁男女7人死亡事件 松永 太被告の上告棄却、死刑確定へ
松永さん緒方さんに判決 2007.9.27
「消された一家」
殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】 | |
クリエーター情報なし | |
徳間書店 |
読む本が無くて困ってた時 手にしたのが
続編の「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」で あら?僕の大好物の事件がベースになってんのかと興味を惹きまして
その前編から試しに読み始めたら
これが大当たりでした
なかなかよくできているシリーズもんでやんす
「フジコ・ヘミングが殺すんかいな」程度でスルー。
イヤミスというのは癒し系ミステリーかと思ったら真逆なんですね。
それにしても何故、フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」なんでしょう。その辺りは読んでみなくちゃ解りませんね。好きな曲なので大いに気になります。
「僕のマリー」から取ったペンネームというのも、とっても興味を引かれます。好きな曲ですが、私にとってはイヤ汗曲の一面もありまして、何なんでしょう、このお方・・・