グロ好きホラー好きとしては、京極さんの噂はよく耳にしていたのですが、何しろあの本の分厚さと文字量がめんどくちゃくって一度も挑戦したことはないんですが、こーゆー形の映画にしていただけると物臭者にもヨイですね。
とゆーわけで豊洲のららぽーとの安い券があったので観に行きました。日本映画は期待するとよく足元をすくわれてド寒い思いをさせられるので、火曜サスペンスに陰毛はが生えたよ~なもんとゆー心持ちで行きました。
しょっぱなの戦場シーンに引き絵がない貧乏臭さで、戦場シーンが寄り絵ばっかりでどーする?引き絵がないと全く説得力に欠ける・・・あぁやっぱり貧乏くさいんかいな~と思っていたら、なかなか素晴らしいロケーションが次々に・・・エエエこれはど~したの?セットなの?CGなの?とビックらしていたら、やっぱり上海ロケ。ま、エエでしょう。
そして何より田中麗奈さんがヨイ
思わず嫁に「こ、この人はダ~レ?!」って聞いてしまいました。いや本当にヨイ田中麗奈。そして田中麗奈&椎名桔平&マギーのトリオの掛け合いがヨロシイ。いつもでもこの3名で芝居を続けて欲しい!
と切望していたら、やっぱり堤真一が出てきましたよ、仕方ないか、これ以降はやっぱり堤さんが仕切っちゃうのんか・・・ちょっと残念・・・この残念感はナイナイ矢部や陣内友則が仕切る残念感に近い。ま、仕方ないかとシブシブ学級委員を認める感。できれば麗奈&桔平に仕切って欲しいのに・・・
いまいちな少女2名が仲良しさん、「レズればいいのにレズればいいのに」とゆー願いも虚しく一般娯楽映画なので少女レズシーンはありません。
でも僕の大好きなグッズが次々に出てきます
凧・切断腕(これがものすごく精巧に出来ていて美品)・匣腕・匣館・インチキ宗教・猟奇殺人・・人体実験・マッドサイエンティスト・・・ディテールの完成度はよかったりイマイチだったり様々ですが、ま、出てくるだけでうれしいグッズや言葉・・・ウンウンいいよいいよ・・・できればもっとグロシーンてんこ盛りがヨイのですが一般映画でそないな贅沢を求めてもムリってなもんでしょうか・・・できればもっと肉片パーツをね・・・箱入りでね・・・もっとグロが欲しいところです
匣館内部のセットは中国ロケーションの圧倒的な雰囲気とは打って変わっての「張りぼて」ぶりなのですが、タピエスっぽい美術がヨイのでした、柱の張りぼては哀しくもありますが、柄本さんのマッドサイエンティストぶりは普通で、可もなく不可もなく、宮迫はもっとできる人なので演出が悪いのかな、ま皆さん可もなく不可もなく無難にこなしてます、
ま、そんな映画的なこたーどーでもエエんですワタクシはグロを見たいだけですから
そして悲しき黒木瞳様の老け具合。僕と同い歳なんで仕方ありませんが、一気に老けたよーな顔面の肉のつき具合・・・哀しいもんがあります。しかし他にこの年代の適任な女優様はいないんでしょう・・・これもまた堤さん同様仕方ありません
そんでもって一番の見所「達磨少女」のグレードは・・・残念な・・・とても残念な出来でした・・・これも哀しいですな・・・
やっぱりこっちは「達磨少女」を見にきとんねんから、そこだけはハズさずちゃんとやって欲しかったなぁ・・・ま、これも仕方ないか、一般娯楽作やしね・・・
多かったり少なかったりhttp://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/1161d0a5f3f8b9461c5bee97febf5992
http://www.nakamura-hisako.co.jp/
この上映時間内でこの内容を詰め込むのはなかなか慌ただしく大変だとは思いますが、かなり頑張っておられたことと思いますので、あんまり文句をゆー筋合いではございませんが、映画的にはこんなもんで可も無く不可もなく、でもね、でもね、そんな映画的なこたーどーだってエエんですよ、こっちは死体やら人肉片やら箱肉少女やダルマ少女を見にきとんねんやさかい~
ダルマ少女だけはねぇ・・・残念です・・・
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なるほど、京極さんの映画を一般映画でなく特殊映画で製作したら大変な物が出来上がるってわけですね。
そうですか、黒木さん老けましたか。仕方ないですね。年女・・・
この映画、観てみようかな。
原作は、あんまり本筋に関係のない、ようでいて関係のあるウンチクがいっぱいで、それはそれでとても面白いのです。5作目『絡新婦の理』まではたいへん面白く読みました。6作目はつまんなかったので、それ以降読んでませーん
グロシーンに目をつぶれば面白いイイ映画だと思います。
すみませ射精できなかった不完全燃焼感で一杯なのでした。ま、こんな特殊な見方しない方が幸せなのですが
しかーし京極堂が堤真一っちゅーのが気に入りません。
でも、いつか観ます。
堤真一キライですか?嫁を騙して連行する時のイイ餌になってくれたんですけどねー、堤。踊ってはりましたよ、堤。
映画より趣味にあうのではないか、と思います。
シロウトが行うダルマ作りのしんどさが
綿密に描かれています。
それより作品内小説をぜひ読んでいただきたいです。
いいですよぉー「みっしり」感♪
・・・重いですが。
あ、映画は楽しかったっす♪