悪くない古典的ドタバタ「マイ・ファニー・レディ」

「マイ・ファニー・レディ」
She's Funny That Way

監督 ピーター・ボグダノヴィッチ


予告編はなんべんもなんべん観せられとって
こーゆー映画は絶対観ない種類の映画やなーと思っとったんです
でもなんだかんだで慌てふためいて映画館にかけこみました

ピーター・ボグダノウィッチ監督は「ペーパー・ムーン」の人やない
「ペーパー・ムーン」は永遠に洋画界のベスト10に入る資格のある映画なのでね
じゃ　この映画も観とかんとあかんのかなーと

しょっぱなから古臭いイイ感じの映画っぽい映画なので
おっさんは落ちつきます
スゥィングしとるジャズは流れとるし

テンポは速いのですが　現代的な速さではない
娼婦が女優にドタバタロマンチックに成り上がるのに
監督・嫁女優・プレイボーイ男優・セラピストママ・脚本家の息子・探偵
とかの人間ドラマがドタバタ絡んでくるとゆー内容
夢物語。謳い文句通りのロマンチック・コメディ

僕は屈折してるので　当然こーゆーので笑うことができない不幸な体質ですが
嫌いじゃないです　ほぉほぉとニコニコ安心して展開を楽しめます
最後には　ビックリポンのあの人が出てきます
これは　意外
こーゆーのもありなんやと

でも　ガツンとくる強い一発が無い映画です
フラットでほのぼのとしたドタバタ
ウッディ・アレンを素直にした感じ
女優さんでは　セラピストママが一番エロいフェロモン出してました

さっそく明日朝は「ペーパー・ムーン」を見返そーと棚をチェックしましたが
DVDが棚に見当たりません
それは　困る
「ペーパー・ムーン」が自宅にないには困る

	ペーパー・ムーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
	クリエーター情報なし
	パラマウント ジャパン