すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

無感覚になるための方法論「悪童日記」

2014年10月25日 | 映画・テレビ・動画

アルバトロスフィルムやけど 大丈夫か?
大丈夫だった よかった~

「悪童日記」





出てくる人は
男子2名
糞ババア
隣の兎唇姉さん
司祭
司祭んとこの姉さん
ナチ将校
お母さん
お父さん





内容はね Wikiコピペしとくね
戦時下のある国で、<大きな町>から母親が双子の子供を連れ、<小さな町>のはずれにある自分の実母の家を訪ねてくる。母親の家にはもう子供に食べさせるものがなく、「魔女」と呼ばれる自分の母親に子供を預けに来たのだった。この双子の祖母は子供に対しても容赦がなく、人並みに働かない限りは食事を一切あたえない。双子はやがて農作業を覚えて食事をもらうようになり、家に置かれていた唯一の本である聖書でもって独学で読み書きを覚え、互いに協力して様々な肉体的・精神的な鍛錬をする。時には盗みやゆすりも辞さず、家を間借りしている他国の性倒錯者の将校に助けられたり、隣人の兎口の少女を助けたりしながらも、双子は困難な状況を生き延びていく。
やがて町に<解放者たち>が進駐し、この国は他国の占領下に入る。終戦の間際に、双子の母親は子供たちを連れて亡命しようとするが、双子はそれを拒否してこの地に残ることを選び、そして押し問答の最中に投下された爆撃によって、母親は赤ん坊ともども命を落とす。双子は学校に行くことも拒否して祖母のもとで暮らし続け、祖母が脳卒中を起こすと、彼女の頼みを聞いて毒を飲ませてやる。そうするうちに二人のもとに彼らの父親が姿を現す。この国で迫害を受けている父親は亡命を望んでおり、双子は彼の頼みを聞き入れて国境を越える手引きをする。結果、父親は地雷原にかかって爆死するが、双子の一人は父親の死を利用して国境を越え、もう一人は・・・



まず この主役の男子2名は 可もなく不可もなくなギラギラ少年 目立った特徴は無し

ババアのキャラはいいですね 太ってるしね 太り方がいじましくってイイ
欲を云えばもっと少年2名をバシバシ痛めつけて欲しかったね
そうすりゃ も少し強く無感覚に成長していく様に説得力が出たのに

色んな奴らにどつかれたり虐められたりする場面があんまり無くって
寂しい
もっとどついたらんとアカンやろ
強く 無感覚になるために

隣の盗人姉さんの顔がいきなし兎唇なのでビビった 
おーそーかーそーきましたかーと
時代背景とキャラにピッタリどんぴしゃな兎唇
飼育小屋で少年達とほたえてる時の脚がエロい、少年達は性欲を意識してるんか不明
兎唇 泥棒 性欲 の三つ巴で来ると嬉しいところだが 性欲が不明

司祭んとこの姉さんは この映画唯一の小綺麗な女子である
案の定 性欲を意識させるための役柄
少年たち2名と一緒にお風呂に入り性欲を意識させる役柄
でもね この女子は ユダヤ人のことを言いつけたりする性根の悪いアマなので
少年2名に爆弾仕掛けられて 爆破させられるん
これは なかなかのヨイターニングポイントとなる



色んな事に無感覚になっていかんと
この時代生きていかれへんでしょ
淡々と鍛えて無感覚になっていかんとね

お話の進行と同様に
映画自体のノリも淡々と 喜怒哀楽を感じさせないよーに進みますので
若干の退屈さもあるが ちと辛抱
とにかく無感覚になっていく方法を学んでいかんとあきません
最初は厭だったババアにもだんだんと 共同体のシンパシーも湧いてくるしね

ナチ将校さんの変態さが そんなに際立っていません
そこはかとなく匂わす程度に留めています 淡々と
ホロコーストらしきものが 近所にあるみたいなのですが
それも そこはかとなくですな

ナチの撤退
終戦もそこはかとなく

兎唇姉ちゃんを大勢で輪姦したのは どちらの軍ですか?
ちとわからんかったのです

愛する 母にも 
折角ひさしぶりに 会えたのに 知らん奴の子供抱いてるしね
そりゃ 糞婆側につきますでしょ
愛していた親の死に関しても無感覚になっていく

お父さんは爪はがされてますが
どこの軍の捕虜になっとったんですか?

ラストも予想通り
可もなく不可もなく 淡々と
そーゆーノリなのね

もっとキッツイ厭な感じを欲しましたが
それほどでもなく 淡々と
見てるこっちも無感覚になってくるので
盛り上がりやカタルシスはありません
それは 作り手側の意図だったんでしょうか?
不明でやんす

『悪童日記』
1986年刊行 アゴタ・クリストフ作
原題 Le Grand Cahier(「大きな帳面」)


悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
クリエーター情報なし
早川書房


ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
クリエーター情報なし
早川書房


第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)
クリエーター情報なし
早川書房


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