「ウォーリー」WALL・E
ピクサー映画にハズレなし
おまけに「ニモ」の監督だけに号泣を恐れていたのですが
http://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/70bdf602a178c2f055ef836a5ae5845e
泣かずに済みましたし、あんまり感動も深くガツンきませんでした
ハズレではないし、「ウワっウワっ」の連続ですし、フェチですし、イイことずくめのはずですが、なぜでしょう?
個人的には宇宙とか人間が出てこないうちはとってもイイ感じなのです
ウォーリーが「シュヴァルの理想宮」作ってるみたいで
郵便配達夫シュヴァルの理想宮 (河出文庫)岡谷 公二河出書房新社このアイテムの詳細を見る |
こんなに素敵な奴の素敵な書物を廃版にしてバカ高い値段を付けさせるなんて絶対イケナイ 再版し続けないとぉ
自分の体調が悪かったのか、テーマが広がり過ぎているわりには予定調和だったのか、理由がわかりません、イエ、別に号泣させてくれなかったから文句を言うつもりはありません、イイ映画です
手をつなぎたいとゆーささやかな気持ちがこんなにほっこり大切に丁寧にナイーブにもどかしく描かれてるところらへんはさすがピクサー、ぐっとさせてくれます。
個人的な感想は、ラストはやっぱりウォーリーは記憶を失くして、再びバカみたい「シュヴァルの理想宮」な感じのゴミ圧縮ロボットになって単純作業を繰り返すまんまで終わってくれると、悲し過ぎてイイのかなぁ・・・とか思いましたが、それは、ディズニーとかピクサーではあってはいけない論理ですし
うーん、やっぱし「シュヴァルの理想宮」をピクサーに映画化して欲しいね
郵便配達夫シュヴァルの理想宮岡谷 公二作品社このアイテムの詳細を見る |
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nozomi/tabisaki/Hauterives/top.htm
くる日もくる日も32キロもの道のりを歩く僻村のしがない郵便配達夫シュヴァル。この平凡な男の脳裏にとほうもない夢想が巣くっていたなどと、誰が想像しただろう。時は19世紀末、万国博覧会が人々に「世界」を夢見させたころ、シュヴァルの夢想は奇怪な宮殿として醗酵しはじめていた。そして43歳のある日、彼は配達の途中で一つの奇妙な石につまずく。石をみつめてシュヴァルは決心した。「自然がこれだけのものを与えてくれるのなら、私は建築家に石工になろう」。―そしてその日から、郵便配達をこなしながらの、33年間にも亘る営営とした石の宮殿づくりが始まった。しがない郵便配達夫に巣くった、とほうもない夢想の物語。
ディズニー インターアクション WALL・E (ウォーリー)タカラトミーこのアイテムの詳細を見る |
天下のディズニー&ピクサーに逆らってはあきません。褒めちぎりましょう。
体調が思わしくなかったので、冒険活劇にしんどくってついていけなくなったんです。未来人が全員デブってゆーのもなんか悲し過ぎるし、多分なんとかするでしょう人間なら。
ウォーリーのフィギアをどのタイプを購入するかも迷いどころです。キューブ型に折りたためるやつがやっぱしイイのかなと思います。
そーそースタートレックっぽい箇所が多かったのもヨカッタんですが、体調が良ければ感動していたと思います。
シュヴァルの理想宮ですか、そうであってはピクサーではありません!
こんなところで自己レスですが、ウォーリーって、スタートレック(TNG)のデータ少佐の直球なんですよ。
自己愛無しで欲望を追い求める理想型。