すそ洗い 

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ナニをしているのかよくワカラナイ

嘉風の元妻

2023年08月21日 | 社会
《遺されていた最後の言葉》元関脇「嘉風」の元妻(44)が謎の変死「今日重大な事が発覚して」「一瞬で幸せは崩れる」猟銃所持の死亡男性がSNSで発信

元関脇・嘉風(現在・中村親方、41)の元妻の変死が波紋を広げている。元妻A子さん(44)の遺体が見つかったのは、今年7月21日のことだった。東京都中央区のマンションの一室で男性(50)の遺体とともに発見された。 

「2人とも胸から血を流して倒れていました。付近に猟銃一丁が残されており、警察は2人のうちどちらかが発砲して相手を殺害したあとに、自殺したものとみて捜査を進めています。亡くなった男性は栃木県公安委員会の許可を得て猟銃を所持していました」(全国紙記者)  NEWSポストセブンが取材を進めると、A子さんと行動を共にした男性のSNSに“意味深な言葉”が遺されていたことがわかった。そこには男性がA子さんの素性を知った際の絶望感が綴られていた。 《最愛の人と付き合って一年二ヶ月、同棲してから半年経って、今日重大な事が発覚してもう私のメンタルはズタボロなので2人で話し合った結果、一緒に逝く事にしました》  A子さんのアカウントと思われるSNSは事件前日の7月20日を最後に更新が止まっている。一方、男性のものと思われるSNSアカウントも6月末を最後に更新が途絶えている。そのSNSにはA子さんとともに訪れた高級ホテルの室内の様子や予約困難なレストランでの食事の内容、そしてA子さんにプレゼントした品物の数々が複数アップされていた。  男性が”メンタルズタボロ”になった理由の一つとして、A子さんが過去の逮捕歴を伝えていなかったことがあったようだ。 「嘉風(中村親方)とA子さんは2008年に結婚して、2人の子宝に恵まれましたが2021年3月にA子さんは長女への暴行で逮捕されています。怒鳴り声を上げて長女に殴る蹴るの暴行を日常的に加え、『目ぇ、見えんくなるゾ!』とわが子の目にかゆみ止め用の薬を押し付けたりしていました。嘉風は長女と長男を連れてA子さんと別居し、離婚調停の末、今年3月に離婚が成立したそうです」(スポーツ紙記者)  逮捕後、A子さんはハンドルネームでSNSアカウントを開設。ハイブランドの洋服を着て、若々しい自撮り写真や豪華な食事、高級ホテルを訪れるなどセレブ生活の様子を頻繁に投稿していた。A子さんの知人が明かす。

 当時の彼女は離婚調停中だったようですが、離婚が成立して留学中の中学生の一人息子がいるといったような話をしていました。ほかにも高級ブランド品の受注会に足を運んだり、予約困難な高級店のコース料理に行ったことも楽しそうに話していました。  そして若い男性とも親密な関係となり、週に何度も銀座でデートしているが、『デートで自分は1円もお金を出さない。男性が女性のためにお金を出すべき』と言っていたのも印象的でした。美容クリニックで働いていると言っていましたが、どこまで本当かはわかりませんでした」  遺体発見当日の7月21日午前10時頃、亡くなった男性の妻を名乗る女性から「別居している夫から自殺をほのめかす電話があり、様子を見に来たがオートロックで中に入れない」との110番通報で事件は発覚する。つまり、この男性とA子さんは不倫関係にあったことになる。 「男性とA子さんの交際は2022年5月頃から始まったようです。A子さんは交際がスタートした半年記念に男性からプレゼントされた約180万円もする高級ブランド『ヴァン クリーフ&アーペル』のアクセサリーを自慢していました」(前出・知人)  角界を代表する人気関取の妻の座から、自らの過去を明かさずセレブ女性としての生き方を求めたA子さん。一方、A子さんのすべてを知った男性は、前述のSNSで心境を次のように綴っていた。 《名前も偽名、年も全然違うし(5歳サバ読んでた)17歳の一人息子の話も嘘で架空の人物 全力で生活を充実させていたのに余りの仕打ちにもう生きていけません。子供も2人いて、虐待で逮捕歴有り 初めから知っていたらそれも含めて好きでいられたのに。今日の昼間までは幸せだったのに一瞬で幸せは崩れるのですね》  事件の全容はいまだ明らかになっていない。ホテルの一室で何があったのか──。

 

元関脇・嘉風(中村親方)の元妻(44)が男性と変死体で発見。
かつて「ムヒ」を長女の目に押しつけ暴行容疑で逮捕された元妻の死に
「何の連絡もなかった。信じられません」と親方

東京都中央区湊2丁目の高層マンションの一室の寝室内で7月21日、住人の男性(50)と近くに住む女性(44)が胸から血を流して死んでいるのが見つかった。近くに猟銃1丁が落ちており、警視庁築地署はどちらかが発砲して相手を殺した後に自殺を図ったとみて調べている。男は栃木県公安委員会の許可を得て猟銃を所持していた。男の妻を名乗る女性から同日午前10時すぎ、「別居している夫から自殺をほのめかす電話があり、様子を見にきたがオートロックで中に入れない」と110番通報があり、事件が発覚した。

 典型的な「痴情のもつれ」でも原因かと、やがて記憶の隅に追いやられかねない事件であるが、実は死んでいた女性は、かつて人気力士の妻で、我が子を虐待したとして逮捕されたこともある女性だった。 亡くなった女性はAさん。学生相撲出身で大相撲時代は関脇にまでのぼり詰めた人気力士、嘉風(現年寄「中村」、本名・大西雅継さん、41歳)の元妻で、2009年10月に東京・お台場のホテル日航東京で開かれた結婚披露宴には約500人が参列した。 しかし、当時すでに生まれて5ヵ月だった長女が小学校高学年になった2021年3月、Aさんはこの長女に対する暴行容疑で警視庁に逮捕された。虫刺され用の塗り薬「ムヒ」を目にこすりつけようとしたり、殴る蹴るの暴行を加える様子を当時、複数の週刊誌が報じ、動画や音声でもその虐待ぶりが世間に広まったうえでの強制捜査だった。 この逮捕劇の1年ほど前から嘉風夫婦は関係が悪化、離婚調停に入っていた。しかし、Aさんはここでも「離婚調停中に婚活パーティ!」「パパ活でタニマチ探し」と奔放ぶりを報じられる。 一方、2019年に引退した元嘉風こと中村親方も、引退を余儀なくされることになったヒザのけがは「故郷の大分県佐伯市が誘致した渓流下りが原因だった」などとして、同市を相手に約4億8000万円の損害賠償請求訴訟を起こすなど、世間を騒がせていた。 

長女の虐待騒動から2年が経過し、すでに世間の記憶から忘れ去られようとしていたさなかに今回の事件は起こった。

一緒に亡くなった男性との関係は明らかになっていないが、現場のタワーマンションでは住民たちに衝撃が走った。 「ちょうど子どもの送り迎えをしたあと、ここのマンションに自転車で戻ってきたら、エントランス前の道路に規制線が張られて封鎖されていました。救急車一台とパトカー数台、警察官と救急隊員の人たちが忙しなく動いていたので『これはただごとじゃないな』と思いました。同じマンションに住む方が、ちょうどエレベーターから出てくるブルーシートに包まれた2人の遺体を見たと興奮していました。 

このマンションは2017年にできたばかりなので、『不動産投資』のために複数のお部屋を購入している方もいます。だから『この事件で価格が下がったら嫌だな~』と肩を落とす人もいました」(高層階に住む30代女性) タワマン近隣のクリーニング店の従業員はこう語った。 「ウチの常連客のなかに、今回事件があった19階のお部屋と同じ階に住んでる方がいるんですけど、『銃声などはいっさい聞こえなかった』と言ってました。あのマンションは6年前にできたばかりなので、きっと防音設備もいいんでしょう。

その常連客も午前10時半ごろに自室のドアを開けたところ、廊下に救急隊らしき人が大勢押し寄せていてビックリされたそうです。その方はちょうど一週間前にエレベーターで今回亡くなった男性の方と居合わせたそうで、スラッとした見た目でとても50才には見えなかったと驚いていました。Aさんと思われる小柄な女性がお部屋に入っていくのも見たことがあるそうです」

 大阪に住むAさんの父親は、記者の取材に口を閉ざしたが、Aさんの親戚は肩を落としてこう語った。 「Aさんは子どものころは家族と仲がよさそうでしたが、Aさんが成人してからは見かけなくなりました。

ご家族は子どもへの暴行事件以降、Aさんの話をしなくなり、こちらも触れないようにしています。我々は亡くなったことも聞かされず通夜葬儀にも呼ばれていません」 

中村親方(元・嘉風)も元妻の訃報を知らなかったという 「実は今年の3月に離婚をしており、もうあっち(Aさん)とは連絡も取ってないし、親族からの連絡もなかったので、私の耳にはなにも入っておりません。Aさんとは裁判で会ったのが最後なんですけど、別になにか話したとかではなく、姿を見ただけです。だから会ったっていうのもおかしな表現ですよね。亡くなったのが事実であれば、もともとは家族だったので、ご冥福をお祈りしたいという気持ちもあります。いまだに信じられません」

 Aさんとその男性の間に何があったのか、今となっては知るべくもない。

 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班


元関脇「嘉風」の“元妻”が変死体で発見されていた…
実子への“虐待”で逮捕の過去

<中央区のマンションで男女変死、猟銃発砲か>。こんなタイトルの記事が朝日新聞に載ったのは7月22日のことだった。そこには次のような内容が綴られている。

<21日午前10時10分ごろ、中央区湊2丁目のマンションで、「別居している夫から、未明に自殺をほのめかす電話があった。見に来たがオートロックで中に入れない」と女性から110番通報があった>
 通報を受けて警視庁築地署員らがマンションへと急行したところ、室内から通報者の夫(50)と、職業不詳の女性・Aさん(44)の遺体が見つかったという。先ほどの記事はこう続く。
<築地署によると、2人とも寝室の布団の上で胸から血を流して倒れていたという。室内には猟銃1丁が落ちており、署は2人のどちらかが発砲した後、自殺した可能性があるとみて調べている>

捜査関係者によれば、
「男女2人が変死した現場で“猟銃”が見つかったことから、当初は事件性も疑われました。ただ、現場はタワーマンション19階の部屋で、外部から第三者が侵入した形跡はなかった。死亡した男性は栃木県公安委員会から猟銃所持の許可を受けており、彼が所有していた猟銃を用いて2人が無理心中を図ったものと思われます」
 警察は男女の関係性や、猟銃を発砲するに至った経緯について捜査を進めている。そうしたなか、死亡したAさんの“過去”が密かに取り沙汰されているという。
 実は、このAさんが、大相撲の元関脇・嘉風(現中村親方)の“妻”として知られた女性だったことが分かった。Aさんは自身のブログやSNSで、高級ブランドの食器に囲まれた食事会の様子を公開する“セレブ妻”でもあった。

その一方、2021年3月に彼女が、当時小学生だった長女に対する暴行容疑で逮捕されたことをご記憶の方も少なくなかろう。とりわけ耳目を集めたのは、被害に遭った長女がスマホで隠し撮りした動画の存在だった。2020年6月に撮影された動画にはAさんによる虐待の一部始終が収められていた。
 事件当時、「週刊新潮」と「デイリー新潮」は、虐待の“動かぬ証拠”となった動画を入手して報じている。一部を振り返ってみよう。(以下、<>内の引用部分は「週刊新潮」2021年2月18日号/「激増『コロナDV』ここに極まれり 元関脇『嘉風』の妻が小学女児に壮絶虐待の証拠映像 警察も出動!」より)
<動画に映し出されていたのは、ベッドに座る小学生くらいの少女と、まだ年端もいかない男の子。そして、鬼の形相で子どもたちを叱り飛ばす母親と思しき女の姿だった。マンションの一室に、耳をつんざくような怒声が響き渡る。
「オラぁ! 片付けろ、ボケぇ。どこ置いた、おまえ。何でもかんでもなくしやがって! おまえなぁ、その連絡のやつ貸せ! 連絡のやつ、貸せよ。ほら、ファイルや! ファイル! なかに入ってるやんけ、おまえ! 貸せ、早く!」
 あまりの剣幕に男の子は脅え切っている。続けて少女に対しても、
「おまえ、1個しか持ってへんのか、おいっ。なぁ! 消しゴム1個しか持ってへんのかって聞いてんねん! おまえ、何個買ったって! 100個くらい買ったやろが、このバカぁ! ほんまにぃ!」
 顔を紅潮させた女は、ロングヘアーを振り乱しながら、少女をベッドに押し倒して引っ叩く。さらに、女は体勢を崩しつつも、左足で少女に思い切り蹴りを入れる。少女は息を殺し、ただ、必死に耐え続けた――>
 
元 関脇 ・ 嘉風 の 妻 、娘 を 虐待疑惑 
“ ベッドに倒れた娘 を 殴る蹴る ” 決定的シーン|NEWSポストセブン

改めて読み返しても、その凄絶さに驚かされる。さらに、虫刺されのかゆみ止め薬として知られる“ムヒ”のスポンジヘッドが切れていたことに激怒したAさんは、あろうことか、実の娘の目にムヒをねじ込んだのである。激しい痛みに絶叫する長女に対し、Aさんはこう言い放った。

<「入ったんか! ほんじゃ、速攻で目ぇ流さないと、おまえ、目ぇつぶれんぞ!」「行け! 目ぇこうやって洗え! 失明すんぞ!」「目ぇ、見えんくなるぞ! 白くなんねん、真っ白に! 早く行け! おまえが悪いんやろが! 切って、バカ!」>
<「おまえが悪いからや! ほんまに目ぇ、見えんくなるで。洗って来いよ、はやく!」「10! 9! 8! 7! もう髪の毛引っ張んで! 10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2!」「死ねばいいのよ。ほんとバカだよ。洗え! ずーっと流しまくるんや!」>
 
結局、この動画が決め手となって、Aさんは逮捕されることに。その後、東京区検は彼女を略式起訴し、東京簡裁が罰金30万円の略式命令を出している。
 
角界関係者によれば、
「動画に残された一件の後、元嘉風の中村親方は長女と長男を引き取ってAさんとは別居。離婚調停が長引いていたが、今年の春になってようやく離婚が成立したと聞いている。それから半年も経たずにこんなことになるとは……」
 

デイリー新潮編集部


【セレブ生活から変死体で発見】
元関脇・嘉風の元妻(44)
「部屋を興す予定なので応援してね」と語っていた将来設計はどこで崩れたのか

東京都中央区のマンションの一室で50歳男性と44歳女性の遺体が発見されたのは7月21日のことだった。「付近に猟銃1丁が落ちていたことから、警視庁は2人のどちらかが発砲して相手を殺害後、自殺したものとみて捜査を進めている」(全国紙記者)という。事件の全容は未だ明らかではないが、亡くなった女性・A子さんが元関脇・嘉風(現・中村親方)の元妻だったことが、関係者の間で注目を集めている。

 
「事件は『別居中の夫から自殺をほのめかす電話があって様子を見に来たが部屋に入れない』という女性からの110番通報があって発覚した。遺体で発見された男性は通報者の夫で、亡くなっていた女性のほうが元関脇・嘉風と2008年に結婚し、その後離婚に至ったA子さんでした。A子さんは自身のSNSで高級ブランドに囲まれたセレブ生活を投稿するなどしていましたが、事件の直前で更新が止まっていました」(前出・全国紙記者)  

2021年3月には、A子さんが小学生の長女を暴行した疑いで逮捕されるという事件も起きていたが、「コロナ禍をきっかけに、すべてが変わってしまった……」と語るのは、A子さんの知人である関西在住の角界関係者だ。 「A子さんと関取(元・嘉風)の間では今年3月に離婚が成立したそうですが、A子さんは親族ら周囲に対して、子供への虐待についてすべてが報道通りでなかったと話していたと聞きます。関取は恐妻家だったが、夫婦仲は悪くなかった。2019年9月場所で現役を引退し、引退会見後にはA子さんと2人の子供から花束を贈られ、カメラマンの撮影に家族と一緒に笑顔で応じていましたからね。  当初、断髪式は1年後(2020年10月3日)に決まり、A子さんが中心となって準備を進めていました。A子さんからは“部屋を興す予定なので応援してね”と言われていたし、A子さんの知人の多くにも招待状が届きました」(A子さんの知人)  

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って角界では引退相撲(断髪式)が相次いで延期となり、元・嘉風の断髪式も予定通りには開けなかった。 「2回の延期を重ねなくてはならなくなり、結局、引退から2年後となる2022年2月に断髪式が行なわれました。その間にA子さんが長女に対する虐待で逮捕される事件が起きてしまった。その後、A子さんからの連絡は途絶え、改めて(断髪式の)招待状が届くことはありませんでした」(前出・A子さんの知人)

 2022年2月5日に両国国技館で行なわれた「年寄中村襲名披露大相撲」には、髷にハサミを入れる2人の子供の姿はあったが、A子さんの姿はなかった。協会関係者が言う。 「元・嘉風の中村親方は部屋を興す予定だといわれてきました。2022年4月に尾車親方(元大関・琴風)が定年を迎えたことによる部屋閉鎖に合わせて、先輩で同じく部屋付きだった押尾川親方(元関脇・豪風)とともに中村親方も独立すると見られていた。  中大出身の押尾川親方と日体大出身の中村親方は手が合わないことで知られている。中村親方は、アマ横綱のタイトルを手にしたが、3年の時だったことで幕下付出の特権が使えず、前相撲からスタートした苦労人。現役時代は幕下15枚目格付出スタートの押尾川親方に厳しくされた経緯もあり、2人ともそれぞれ尾車部屋の力士を引き連れて部屋を興すとされていたし、成功するのは苦労人の中村親方といわれていた。しかし、結果として部屋を興したのは押尾川親方だけだった。  中村親方は尾車部屋から力士8人、呼び出し1人を連れて二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が率いる二所ノ関部屋に合流。その後、日体大から大の里はじめ3人を入門させている(大の里は元・稀勢の里を慕っての入門ともされる)。いずれ二所ノ関部屋から内弟子を連れて中村部屋として独立するといわれているが、いまだに先は見えていない状況です」  ひとつのネックは資金面だという。元・嘉風の中村親方が引退する原因となったのが、故郷・佐伯市(大分県)での合宿中、市のPRのために行なった渓谷でのキャニオニング(渓流下り)での事故で負った右膝外側側副靱帯損傷だった。その後、市長に4億8100万円の損害賠償を求める裁判を起こしていた。「この裁判の影響で、断髪式では地元・佐伯市はじめ多くの後援会から支援を受けることができなかったといわれている」(前出・協会関係者)というのだ。 

そして、もうひとつのネックが、力士の第二の人生に不可欠な「おかみさん」が不在というポイントだという。相撲担当記者が言う。 「部屋を興すにはおかみさんの存在が欠かせないとされています。未成年の弟子を育てるためには、ひとつ屋根の下で生活することになる。親方は相撲を教えるが、おかみさんは生活全般の指導をする。親方が怒鳴り、おかみさんがフォローする。これがセットになるという慣習です。弟子にとって親方は東京の父、おかみさんは東京の母。力士の結婚式にも“両親”として出席するほど。部屋の運営のなかではおかみさんが弟子と一緒に部屋のチャンコの味を作り、金庫番も務めることが多い。おかみさんがいない部屋には弟子の両親が安心して預けることもできない。最近はアットホームな部屋で強い弟子が誕生している傾向もある」  元・嘉風のケースでも、A子さんが部屋を興すに際してのおかみさんとして役割を果たすことが期待されていたわけだが、引退後、離婚に至ってしまったのである。相撲ジャーナリストが言う。 「3歳年上で、フラワーアレンジメントのショップなどを東京や神戸で経営していた奥さんのA子さんだが、しっかり女房で、部屋のおかみさんとしては最適じゃないかといわれていた。あまりに奥さんがしっかりしていて、嘉風は完全に尻に敷かれている様子でした。関取は部屋の近所や両国周辺に住むことが多いが、嘉風はA子さんの希望で二子玉川に住んで、そこから電車で清澄の尾車部屋まで朝稽古に通っていたほどです。  A子さんは引退会見で花束を持って子供たちと会見場に駆け付けたが、その一方で大分での事故を相当に強く悔やんでいたといい、4億円訴訟にはA子さんの意向もあったという。そうした夫婦関係が、コロナ禍によって断髪式が先送りされるなかで、破綻に至ってしまったということではないか」  そして、離婚が成立してから半年も経たずに今回の事件が起きた。全容が解明されることはあるのだろうか。 







 

 
 

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