死刑確定の被告「控訴取り下げを反省」 寝屋川中1男女殺害
大阪府寝屋川市の中1男女殺害事件で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は25日付の決定で、1審・大阪地裁で死刑判決を受けた山田(水海に改姓)浩二被告(51)の控訴取り下げを有効とした大阪高裁決定を支持し、弁護側の特別抗告を棄却した。大阪地裁の死刑判決が確定した。
「何で控訴を取り下げてしまったのか。自分の行動を反省している」。山田被告は最近、周囲にこう繰り返していたという。
被告とやり取りを重ねてきた月刊誌「創」編集長の篠田博之さんは「被告は2度目の控訴取り下げ以降、周囲に撤回を望む意向を示し、『裁判を続けたい』と訴えていた」と明かした。
被告が弁護側の方針に反し、控訴を最初に取り下げたのは大阪地裁の死刑判決から約半年後。直後に大阪拘置所で毎日新聞記者の面会取材に応じ、理由は刑務官から叱責されたことがきっかけだったと説明した。「備品のボールペンの返却が遅れたことを怒られた。頭に血が上り、もうどうでもいいと思った」と語った。ただ、「取り返しがつかないことをした」と悔やむ様子も見せていた。
篠田さんは「冷静な時は後悔した様子を見せるが、追い詰められると動転して思いも寄らぬ行動をするのが彼の特徴だった」と話した。
自身の言動で関係者を混乱させ続けた被告。公判で事件の真相解明を求めていた遺族に対し、動機や詳細な経緯を語ることなく死刑が確定した。
(2021.8.27.毎日新聞)
寝屋川中1男女殺害 山田浩二被告の死刑が確定
最高裁『弁護側の特別抗告を棄却する決定』
大阪府寝屋川市で中学1年の男女を殺害し、一審で死刑判決を受けた水海(旧姓:山田)浩二被告(51)の控訴を取り下げたことを巡り、最高裁は大阪高裁での「控訴取り下げを有効」とする決定を支持して、8月27日までに弁護側からの特別抗告を棄却する決定をしました。 これにより水海(旧姓:山田)被告の死刑が確定することになりました。
水海(旧姓:山田)被告は2015年に寝屋川市の中学1年生の男女2人を殺害したとして、2018年に大阪地裁で死刑判決が言い渡されました。その後、大阪高裁に控訴していましたが、水海(旧姓:山田)被告が2019年5月と2020年3月の2度にわたり控訴の取り下げを行い、2020年11月に大阪高裁は2度の控訴取り下げを有効とする決定をしました。 この決定に対して、弁護側が異議申し立てを行いましたが、2021年3月に大阪高裁が異議申し立てを退ける決定をしていました。 さらに、弁護側が最高裁に対して特別抗告をしていましたが、最高裁は8月27日までに弁護側からの特別抗告を棄却する決定をしました。 これにより水海(旧姓:山田)被告の控訴審が開かれないことになり、死刑が確定することになりました。
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