入所者に30分以上暴行…「普段から」平手打ち
宇都宮市の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」の入所者男性が暴行を受けて重傷を負った事件で、
傷害容疑で逮捕された社会福祉法人「瑞宝会」職員の女(25)と職員見習だった男(22)が、
30分以上にわたり暴行を加えていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
女は「言うことを聞かず気に入らない入所者には普段から平手打ちしていた」と供述。
栃木県警は日常的に入所者への暴行があったとみて調べている。
捜査関係者によると、2人の供述や目撃証言から、
男性への暴行が始まったのは、4月15日午後6時頃、施設2階の訓練室だったとみられる。
夕食時で訓練室には入所者や職員が集まっていた。
その際、女が入所者女性の尻を蹴り、女性が甲高い大声を上げた。
その声に驚いた男性が女性に突っかかろうとしたため、男が男性の頬をたたいたという。
(2017.9.20 読売新聞)