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エリサ・ラム事件

2024年08月19日 | 社会

エリサ・ラム事件

2013年2月19日エリサ・ラム(英: Elisa Lam 広東語名:藍 可兒、1991年4月30日- 2013年2月)の遺体が、アメリカ合衆国・ロサンゼルスのダウンタウンにあるセシル・ホテル (英: Cecil Hotel) の屋上の貯水槽内で発見された事件

ラムは香港系カナダ人で、バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学の学生だった。
ラムの失踪が報告されたのは2013年2月初旬のことである。
客が給水の問題について苦情を言い、ホテルでの保守作業の担当者がその件について調査した際に遺体を発見した。

ラムの失踪は広く報じられた。
遺体が発見される5日前に、ロサンゼルス市警察が生前に最後に撮影されたラムの映像を公開し、人々の関心が高まった。
それはエレベーターの監視カメラにより撮影されたもので、
その映像では、ラムはエレベータを出たり入ったりし、外の廊下で何者かに話しかけているような素振りをして、
時折エレベータの中に身を隠しているような行動をとった。
エレベータは故障しているようだった。映像はインターネット中に広まり、映像を見た多くの人が不安感を覚えた。
ラムの行動について、超常現象に巻き込まれたという主張から、ラムが患っていた双極性障害が原因とするものまで、
さまざまな説が挙げられた。
映像が公開される前に編集されたと考える人もいた。

遺体が発見されると、ラムの死を取り巻く状況により、
セシル・ホテルの歴史上起こった他の有名な死亡事件や殺人事件との関係から、さらに議論が巻き起こった。
ラムの遺体は全裸で、その衣服や所持品は遺体の近くで水の中に浮いていた。
ロサンゼルス郡検死局は度重なる延期の末、4カ月後に検死報告書を公開した。
その報告によれば、遺体には外傷の形跡はなく、死亡した原因は不慮の事故によるものだったという。
セシル・ホテルの客はホテルにこの事件に関して訴訟を起こし、ラムの両親も同年に別個で提訴した。
両親の訴訟は2015年に棄却された。初期にインターネットで関心を持った人の中には、
ラムの死と2005年のホラー映画『ダーク・ウォーター』 (邦画『仄暗い水の底から』のリメイク作品) との類似性に注目した人もいる。
この事件は国際的に大衆文化において影響を与えた。
ちなみに、セシル・ホテルは名称を「ステイ・オン・メイン」 (英: Stay on Main) に変更している。

 

 

 

 

 

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