すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

「子ども用の風邪薬を作るから、つばをくれないか」

2021年04月18日 | 社会
犯罪にあったと気づかない、「だまされた」子どもたち

例えば、「ハムスターを見せてあげる」「カブトムシがいるよ」などと声をかけて、女児を団地の階段に誘い込み、わいせつな行為をしていた男がいた。この男は、逮捕後に約50件の余罪を自供したという。

その手口は巧妙そのものである。
「虫歯を見てあげる」と言って女児の口を開けさせ、舌をなめていたのだ。おそらく、被害にあった子どもたちは、自分が犯罪の被害者だとは認識できなかっただろう。この犯人を「虫歯を治してくれた親切な人」と思っていたに違いない。だからこそ親にも告げず、その結果、50件もの事件が発覚しなかったのである。

また、こんな信じ難い事件もあった。
「子ども用の風邪薬を作るから、つばをくれないか」「ジュースはのどに悪いよ。つばをちょっと見せて」などと話しかけ、女児につばを吐き出させた男がいた。この男は、その様子をビデオカメラで撮影し、さらには吐き出させたつばを持ち帰り飲んでいたという。この犯人は、17年間に約500人の女児からつばをもらったと供述している。

このように、事件の多くは、だまされたケースだ。しかし、この事実は、ほとんど知られていない。「だまし」を用いる犯人は、慎重に行動し、「捕まりそうにない場所」でしか子どもに声をかけず、その結果、なかなか捕まらないからだ。捕まらなければニュースになりにくく、事実を知ることもできない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ザ・スイッチ Freaky | トップ | チャーリー浜、2021,4.18.死去 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事