http://jp.youtube.com/watch?v=y_cIjMLCAuU&feature=related
「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」http://henry-darger.com/
不幸とか貧しいとかの価値尺度は人それぞれで、他人がその人の価値尺度でとやかくゆーことじゃなく
友人や家族や親しい人が必要かどーかとゆーのもどんなもんなのか
わかっていることはヘンリー・ダーガーとゆー人は他人に見せたりコミュニケートする為に絵や物語を構築したわけでもなく、ましてや収入を得る為に睡眠時間を削ってまで勤勉に作り続けたわけではないんですね
勤勉なる引き篭もり
非現実こそが彼にとっての切実なる大切な現実
非現実を「かたち」にするための膨大なる現実的な作業
彼の現実の生活の痛々しさはどのようなものか想像もつきませんが
養子を欲しいと何度も教会に嘆願したのだが全て却下
犬を飼いたいと思ったが月に5ドルかかると言われて、到底ムリとあきらめる
「孤高がカッコイイ」なんてちゃらちゃらしたことゆーと口が腐りますよとゆードキュメンタリー
最後の方で涙が出そうになりましたが今日は我慢しました。そんなヒリヒリした映画です。観て下さい。
初めてのヘンリーhttp://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/959e25c5596b339f553e2e536c9118b1
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トラックバックありがとうございます。
ダーガーがこんなにブレイクするとは予想だに
しませんでした。
月5ドルの費用が捻出できないのに養子が欲しいとは?
と突っ込みを入れたくなりましたが、
きっと彼の中では無矛盾で双方が屹立していたのかな?などと。
ダーガーだのヘンリーだの言っていたので久しぶりに書き込み。
私、1993年にスペインでヘンリー・ダーガーを初体験しまして
偶然入った美術館で、今考えるとアール・ブリュットの展覧会だったのでしょうね。
私、こう見えても英語やスペイン語がちんぷんかんぷんなので、
その時はダーガーを見て「おっ?こいつの絵はなかなか良いな。この若手は絶対に有名になるぜ」などと、
勝手に新進気鋭の若手のアーティストだと思っていたのでした。
で、一応名前だけ覚えて帰ったのでした。
それからかれこれ10年ほどして、ようやく日本でダーガーを紹介する記事を見て、「あ、こいつアール・ブリュットのじじぃだったのね」と身元を知ったのであった。めでたしめでたし。
映画は、あの絵を動画にする必要性がどこにあるのか。。。
そう言えば、私、その時の旅行ではフランスのキチ○イ郵便配達人フェルディナン・シュヴァルも見たのでした。
私も彼らのようなキチ○イじじぃと呼ばれて死にたいものです。合掌。
J2君は人当たりもイイ人気者なのでこの二人のよーな感じで死ねないとは思いますが。
映画で絵は少し動いてますが、動いても動かなくてもどっちでもヨイのです。動かさないとなんとなく手抜きしてるんではないかと制作者が気を利かしたのではないでしょうか。どっちでもイイです。
でもこの映画を観ると随分色んなことを反省させられることだけは確かです。
コメントありがとうございました!
TBさせていただきました。
なんだか、この映画の本質を捉えた文章で、とっても共感してしまいました。
一文一文が刺さりますね。
>孤高がカッコイイ」なんてちゃらちゃらしたことゆーと口が腐りますよとゆードキュメンタリー
ヤバイ。心に沁みました。
うん。私も、いろいろな事を考えてしまいましたよ・・・。