深川通り魔殺人事件 傑作ワイド劇場・CM入り完全版(1986年)
水戸少年刑務所で電波とテープに引っ付かれる川俣軍司
くそガキ、ぶっ殺されたいかと罵る川俣軍司
川俣軍司の包丁無宿傑作選スペシャル
康雄ちゃん熱演@川俣軍司
凄みの効いた目つきで辺りを見回す川俣軍司
大地 康雄(1951年11月25日 - )
月曜ワイド劇場『深川通り魔殺人事件』(ANB)
1983年(昭和58年)7月25日 月曜日 21:02-22:48
製作:テレビ朝日、オフィス・ヘンミ(製作協力:東映)
原作:佐木隆三『深川通り魔殺人事件(旧題・白昼凶刃)』
監督:千野皓司。脚本:本田英郎。プロデューサー:福富哲(ANB)、中村和則(オフィス・ヘンミ)
出演:
大地康雄、
佐野浅夫、清洲すみ子、沢たまき、風祭ゆき、天地総子、牟田悌三、松山英太郎、小林稔侍、横内正、江守徹
放送批評懇談会月間ギャラクシー月間賞受賞作品。
このドラマをテレビで初めて見た時
大地 康雄とゆー人が役者さんとは知らなくって
どっからこんなホンマもん連れてきたんやとタマゲましたで
事件のお話はテレビのワイドショーでも大騒ぎだったし
佐々木先生の実録本の電波でつっつかれる裁判話がオモロ過ぎで
ドラマを見る前にだいぶハードルが上がっていましたが
そんなハードル軽く越えていました
とにかく大地 康雄が凄まじかってん
ホンマもんにしか見えん
このドラマの何年後かに大地康雄がフツーの役者さんとしてテレビドラマに出ていて
タマゲタ
ふつーの役者さんやったんやとゆーことに初めて」気付いた
深川通り魔殺人事件 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
――おれは家に帰った時、銚子で働いた。毎日、電波とテープと映像にひっつかれた。
泣きたくもないのに電波でメソメソさせられた。
笑いたくもないのにニヤニヤさせられた。
考えたくもないことをテープで考えさせられた。
想像したくもないことを想像させられた。
今でもそれは続いている。
おれがひっつかれているのを知りながら、まさか親兄弟まで一緒になってコソコソ言うとは思わなかった。
他人もコソコソ言ったりおかしな演技を何回かしている。
おれがひっつかれていることが少しは分ったか。
皆んな計画どおりクビになっとるよ。
とにかくあと二軒すし屋を当ってみる。
手元にカネもない。
恐らくおれがケジメをつける時は、麻酔銃か、相当武道をやってる人間を通行人にまぎれこませて、おれが殺しに行くのを阻止すると思う。
とにかく五軒目でまともに働けない状態であったならケジメをつける。それより方法がない。
実録深川通り魔殺人事件
深川通り魔殺人事件
1981年(昭和56年)6月17日午前11時35分頃、
東京都江東区森下二丁目の商店街の路上において発生した無差別殺人事件。
茨城県鹿島郡出身の元トラック運転手で寿司職人の経歴を持つ川俣軍司(当時29歳)が
商店街の路上で、主婦や児童らを包丁で刺し、児童1人と乳児1人を含む4人が死亡、2人が怪我を負った。
川俣は主婦や児童を刺した後、通行中の女性を商店街の中華料理店に引き連れ、女性と中華料理店の店員や家族などを人質にとった(営業時間外)。家族は店の裏口から逃げ、難を逃れたが、川俣は店の2階に立て篭もった。中華料理店は駆けつけた警察官に包囲され、川俣の説得に当たった。
しかし、川俣は全く応じなかった。
午後6時50分頃、川俣の隙を見て人質の女性が逃走した。これを機に警察官が突入し、柳刃包丁を振り回し抵抗する川俣を取り押さえ、現行犯逮捕した。女性に怪我は無かった。
猿轡をされ、白いブリーフにハイソックス姿で後ろ手に手錠を這わされて連行される川俣の様子がテレビ中継され、世間の注目を集めた。
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