Marjory Stoneman Douglas High School
2018年2月14日午後3時頃
同高校を退学処分とされていた19歳の元生徒が校内に侵入。元生徒は、火災報知器を作動させ、生徒が逃げようと避難を始めたところにAR-15ライフル(M16自動小銃の民生型)を乱射。生徒や教職員17人が死亡する惨事となった
元生徒は、5つの教室に乱射後、高校を立ち去り警察に拘束されるまでにウォルマートやマクドナルドに立ち寄る特異な行動を見せた。警察の取り調べに対し、攻撃を指示する声を聴いたとの供述をしているほか、うつ状態になり治療を受けていた経歴も明らかになった。
一方、白人至上主義団体に所属し、軍隊式訓練に参加していたことも判明している。
逮捕後、犯人の生い立ちや数多くの困難を抱えていたことが伝えられたこともあり、拘置所には全米や欧州各地から同情の手紙が殺到。1カ月余りで100通を超える量になった。
犯人の男は裁判を通じて罪を認めて謝罪。「もう一度チャンスを与えてくれるなら、人々を助けるために全力を尽くす」と述べたほか、弁護人は男が生涯を通じて、精神疾患と発達の遅れに苦しんでいたと主張した。
2022年11月2日、フロリダ州地方裁判所は、殺人罪に問われた男に対し仮釈放なしの終身刑の判決を言い渡した
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