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千葉祐太郎 石巻3人殺傷事件

2021年10月14日 | ヒトゴロシ

 2010年(平成22年)2月10日、
宮城県石巻市清水町1丁目で発生した殺人事件(少年犯罪)。

千葉祐太郎(犯行当時18歳)が、かつて交際していた少女(当時18歳)の家に押し入り、少女の親族・知人3人を殺傷した。千葉祐太郎は裁判員裁判で死刑判決を受け確定し、裁判員裁判では初の少年死刑囚となった。

本事件の千葉祐太郎死刑囚は1991年(平成3年)7月2日に生まれた。
死刑囚は事件当時18歳の解体工で、石巻市に在住していた。

死刑囚は2010年2月4日と翌5日、東松島市の元交際相手の少女の祖母宅で、少女を鉄の棒などで何度も殴り、火のついたたばこを額に押しつける暴行を加え、全治1か月の怪我をさせた。
2010年2月10日6時40分ごろ、死刑囚は東松島市の少年B(当時17歳:無職)を共犯に押し立てようとしたが、少年Bが結局拒んだ為、死刑囚は1人で石巻市内にある少女の実家に押し入り、2階で寝ていた少女の姉(当時20歳)と少女の友人の女子高生(当時18歳)を刃渡り約18 cmの牛刀で複数回刺して殺害した。さらに、その場にいた男性(当時20歳)の右胸を刺し全治3週間の重傷を負わせた。
Aと少女の間に生まれていた娘(当時:生後4か月)は無事だった。
その後、3人を目の前で殺傷されて恐怖に怯える少女の左脚を刺して全治1週間の軽傷を負わせ、無理矢理車に乗せて現場から連れ去った。

事件発生を受け、宮城県警察は石巻警察署に捜査本部を設置。加害少年2人は、途中で車を乗り換えて逃走したが、同日13時ごろ、同市内の友人宅で身柄を確保され、県警捜査一課と石巻署により、未成年者略取と監禁の現行犯で逮捕された。少女は保護された。同年3月4日、石巻署捜査本部は少年2人を、民家に侵入し女性2名を刺殺、男性に重傷を負わせたとして、殺人・殺人未遂などの容疑で再逮捕した。

千葉祐太郎と少女
千葉祐太郎と少女は2008年8月頃から交際しており、2人の間には子供もいた。しかし少女は千葉祐太郎から度重なる暴力を受けており、警察や家族に何度も相談していた。少女は娘と共に実家に身を寄せ、破局後も「千葉祐太郎につきまとわれている」と警察に相談していたが、仕返しを怖れて被害届を出せずにいた。事件発生の前日、復縁を迫る千葉祐太郎は少女の実家に押しかけるが、少女の姉に通報され、パトカーが駆けつける騒ぎとなっていた。また千葉祐太郎は犯行当時、実母に対する暴行で保護観察中だった。

殺傷された少女の姉と知人ら
少女からの相談を受けた姉は、千葉祐太郎に暴力をやめるよう何度も注意していた。「妹が元交際相手とトラブルになっている」とアルバイト先でも話していたという。姉は事件前日、自宅に来た千葉祐太郎を少女に取り次がず、警察に通報する。千葉祐太郎は犯行前に「少女との交際に反対する少女の姉が邪魔だ。殺してやる。」と友人に話しており、姉らが自分と少女との仲を引き裂こうとしていると思い込んだ末、少女の姉への強い殺意を抱いたとされる。刺殺された女子高生は少女の中学時代の同級生で、大学への入学を目前に控えていた矢先だった。重傷を負った男性は少女の姉の知人で、たまたま居合わせ寝込みを襲われた。
石巻警察署は少女から12回に渡って相談を受けるなか、千葉祐太郎に少女に近づかないよう2回直接警告をしていた。事件前日、少女方からの通報により駆けつけるも千葉祐太郎は既に立ち去っていた。そのため少女を署に同行し、診断書と被害届を出すようにと説得。10日に提出させる予定だった。

千葉祐太郎と少年B
Bは千葉祐太郎に子分扱いされており、「『逃げたら殺す。家族がどうなってもいいのか』と脅された」と複数の知人に話していた。凶器の調達も含め、今回の事件についてすべてBの犯行とするよう命令されていたという。後にBは「千葉祐太郎と一緒にいた時が、人生で一番つらい時期だった」と証言している。





















石巻3人殺傷、再審認めず 元少年死刑囚の請求棄却 最高裁

宮城県石巻市で2010年、元交際相手の少女の姉ら2人を殺害、1人に重傷を負わせたなどとして、殺人などの罪で死刑が確定した当時18歳の千葉祐太郎死刑囚(30)の再審請求審で、最高裁第3小法廷(渡辺恵理子裁判長)は13日までに、死刑囚側の特別抗告を棄却する決定をした。 
11日付。再審開始を認めない判断が確定した。  千葉死刑囚は16年に最高裁で死刑が確定し、17年に「殺害に計画性はなかった」などと仙台地裁に再審請求を申し立てた。地裁は18年12月に請求を棄却、仙台高裁も20年11月に死刑囚側の即時抗告を退けていた。  確定判決によると、千葉死刑囚は10年2月、交際相手の少女に繰り返し暴行。実家に戻った少女を連れ出すため侵入し、止めようとした少女の姉=当時(20)=や居合わせた友人=同(18)=を牛刀で刺殺し、姉の知人男性にも重傷を負わせた。  この事件は、裁判員裁判の対象となった少年事件で初めて死刑が確定した。 

(JIJI.com2021.10/13)




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