死刑求刑の小泉被告に判決へ=元次官ら連続殺傷-さいたま地裁
小泉被告に死刑判決
「今回の決起は未完成。生まれ変わったらまたやる」
小泉被告は20年11月17日夜、元次官の山口剛彦さん=当時(66)=夫妻をさいたま市内の山口さん宅で刺殺。
翌18日夜、東京都中野区の元次官、吉原健二さん(77)宅で、吉原さんの妻、靖子さん(73)を包丁で刺して殺害しようとしたほか、
元社会保険庁長官の横尾和子さん(68)と家族の殺害を計画したなどとされる。
私の事件の記事を起訴後、初めて読んでガク然とした。それは、記事の内容の半分はデマ(うそ)だったからだ。私が供述(話)していない事が多数、本人供述として記事になっている。警察がここまで悪意のあるデマをマスコミに流すとは想像していなかった。その中でも一番許せなかった事は、次の通りである。
私の供述によると、チロが保健所で虐殺されたのは、父親が保健所に処分を依頼した為と書いてあるが、これは全くのデマである。
チロは妹が散歩中に犬捕り(野犬狩り)に捕られたのだ!それで俺と親父は直に保健所へチロを迎えに行った。保健所には女の事ム員がいて、にこやかな顔で“柳井で捕まえた犬は岩国へ連れて行くからここにはいない。犬は1週間は殺さない。今日は金曜日なので、月曜日に岩国へ迎えに行くように”と言った。それで、親父が、多分、月曜日に岩国へ迎えに行ったが、チロは既に虐殺されていたのだ!
チロは首輪をしていたんだぞ!!!しかも、狂犬病の予防注射をした証のプレートなどを首輪に付けていたのに!なぜ、犬捕りはチロを捕まえた!なぜ、保健所は予防接種をしたチロを殺した! 絶対に許さない!!!
俺は厚生省(厚労省)の官僚どもを死んでも絶対に許さん!!!
死して屍が朽ち果てようとも絶対に許さん!!!
最後に、チロは茶色い犬ではない!真っ白い犬だ!!!
2009年11月25日 小泉毅
真っ白い犬だ!!!
変貌、カネ、奇行… 元次官襲撃・小泉毅容疑者の解剖
【元厚生次官ら連続殺傷】論告要旨(上)「残忍極まりない凶悪な犯行」
山口夫妻の殺害態様は、宅配便を装い玄関のドアを開けさせ、応対した剛彦さんの胸を刺して殺害、様子を見に来た美知子さんの胸を刺して殺害したもの。
剛彦さんは、胸に4カ所の刺し傷と、左腕がちぎれそうな切り傷、頭に切り傷を負い、胸の傷は大動脈や肝臓などを損傷している。小泉被告の残忍さ、執拗(しつよう)さ、強固な殺意がうかがわれる。
美知子さんは、胸に深さが約18センチを超える2つの刺し傷を負い、心臓を直撃し肺を貫通している。これらの刺し傷からは、強固な殺意がうかがわれ。切り傷や背部の傷が見あたらないことから、無抵抗の被害者を何の躊躇もなく突き刺したものと認められる。
一方、吉原靖子さんは、胸に5カ所の刺し傷を負っている。傷の数や傷が胸部に集中していることから強固な殺意がうかがわれる。
これらの各犯行に使用した凶器は、刃の長さ約20センチの包丁である。小泉被告は多数そろえた刃物から、試し刺しをして包丁を選び、手製のつばや、柄に滑り止めの包帯を巻き付け、激しい攻撃に備えている。殺意の強固さは小泉被告自身も語っており、残忍極まりない凶悪な犯行態様である。
エレファント デラックス版 [DVD]ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)新潮社このアイテムの詳細を見る |
深川通り魔殺人事件 (新風舎文庫)佐木 隆三新風舎このアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます