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「結婚したかった。井村さんを殺して俺も死のう」元妻へ傷害で執行猶予中の松本隆容疑者(57)

2014年05月05日 | ヒトゴロシ
事件直前、知人に殺意話す…大阪ストーカー殺人

大阪市平野区の路上でスナック店員・井村由美さん(38)(大阪府松原市)が刺殺された事件で、
ストーカー行為をしていた無職松本隆容疑者(57)(殺人容疑で逮捕)が事件2日前、
「井村さんを殺す」と周囲に漏らしていたことが、関係者への取材でわかった。

松本容疑者は殺意を事前に固めていたとみられ、大阪府警は経緯を調べる。

松本容疑者の知人の話では、松本容疑者は4月30日夜、
「結婚したかった。井村さんを殺して俺も死のうか」などと知人に打ち明けた。
知人は「やめとけ」と言ったが、府警によると、松本容疑者は翌日の5月1日夕、待ち伏せに使ったレンタカーを借り、
2日未明、帰宅中の井村さんを襲ったとされる。

(2014年05月05日 読売新聞)



大阪ストーカー殺人:容疑者、元妻へ傷害で執行猶予中

大阪市平野区で2日、飲食店従業員の井村由美さん(38)=大阪府松原市=が刺殺された事件で、
無職の松本隆容疑者(57)=殺人容疑で逮捕=が昨年6月に元妻への傷害容疑などで大阪府警に逮捕され、
執行猶予付き有罪判決を受けていたことが捜査関係者への取材で分かった。
府警は今年3月、井村さんのストーカー被害対応にあたった際、松本容疑者の前歴情報などを照会。松本容疑者の危険性を認識していた。

捜査関係者によると、松本容疑者は約2年前に元妻と離婚した。
昨年6月、元妻の職場に押しかけ負傷させた傷害容疑などで府警平野署に逮捕された。
有罪判決を受け、現在は執行猶予中だった。

松本容疑者は昨年8月以降、井村さんの飲食店に通い始めた。
この頃、関係先に押しかけられた元妻の申し立てにより、裁判所から配偶者暴力防止法(DV防止法)に基づき、
元妻への連絡と接触を禁じる接近禁止命令も受けていた。

一方、井村さんは今年3月2日、府警松原署にストーカー被害を初めて相談。
松原署が府警本部に松本容疑者の前歴情報照会を要請し、府警内で情報は共有されていた。
裁判所の命令も把握していたという。
井村さんは松本容疑者への口頭注意だけを希望したが、松原署は12日に一段階上の措置として文書警告を行った。

しかし、ストーカー行為の危険度を判定する3段階のチェックで、松原署は当初から井村さんのケースを真ん中のBと判定。
4月2日には、井村さんの安全確認結果を踏まえ、最も危険度が低いC判定に落としていた。

(毎日新聞 2014年05月04日)


大阪ストーカー殺人:容疑者車内に包丁 2本で襲撃か

大阪市平野区の路上で飲食店従業員の井村由美さん(38)=大阪府松原市=が刺殺された事件で、
大阪府警に殺人容疑で逮捕された松本隆容疑者(57)が使用したレンタカー車内から血液が付着した包丁が見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かった。
井村さんは腹部に別の包丁が刺さった状態で発見されており、府警は松本容疑者が少なくとも二つの包丁を事前に用意し、井村さんを待ち伏せていたとみている。

捜査関係者によると、松本容疑者は2日午前2時20分ごろ、井村さんの勤務先近くで待ち伏せし、
帰宅途中の井村さんの首や腹部などを包丁(刃渡り21センチ)で刺して殺害したとされる。
松本容疑者は事件後、レンタカーで逃走し、約4時間後に確保された。包丁はこのレンタカー内から見つかったという。

府警は3日、司法解剖の結果、井村さんの死因は左脇腹の動静脈損傷による失血死だったと発表。
体には十数カ所の刺し傷や切り傷があった。

一方、ストーカー被害に悩んでいた井村さんが4月下旬まで別の飲食店で働き、
元の店に復帰した直後に襲われた可能性が高いことも判明。府警は松本容疑者が井村さんの行動を把握していたとみて調べている。

井村さんは今年3月2日、松原署に初めてストーカー被害を相談。
この時期に知人男性(39)が営む飲食店を訪れ「慣れ親しんだ店を辞めたくないが、被害を避けるために新しい店に移る」と話していた。
その後、3月中旬から4月25日まで数年来の知人が経営する大阪市内の別の飲食店で働いた。
井村さんは事件数日前、男性の店を再び訪れ「元の店に復帰することになった」とうれしそうに話していたという。

府警は3日、松本容疑者を大阪地検に送検した。

(毎日新聞 2014年05月04日)


頭に切り傷、強い殺意か ストーカー刺殺

大阪市平野区の路上でスナック従業員井村由美さん(38)が警察にストーカー被害の相談をしていた客の男に刺殺された事件で、
井村さんの遺体には首と腹部のほかに、頭部などにも大きな切り傷があったことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

府警は殺人の疑いで逮捕した平野区の無職松本隆容疑者(57)を3日、送検した。強い殺意を持っていたとみて調べている。

捜査関係者によると、井村さんは腹に包丁のような刃物が刺さった状態で見つかった。
刃物は柄の部分しか見えないほどだった。
大きな傷は脇腹にもあり、抵抗した際にできる「防御創」などを合わせると傷は計10カ所以上に上るという。

事件は2日午前2時20分ごろ平野区の路上で発生。捜査1課は、松本容疑者が帰宅途中の井村さんを待ち伏せし、刺したとみている。

同課は3日、遺体を司法解剖して詳しい死因を調べる。

(2014年5月3日 共同)

容疑者に一方的な思いも ストーカー刺殺

「子どもをかわいがる、いいお母さん」「気さくでフレンドリー」。大阪市平野区で刺殺された井村由美さん(38)は明るい性格で親しまれていた。
逮捕された松本隆容疑者(57)は周囲に井村さんへの気持ちを漏らしており、一方的に思いを募らせた様子が浮かぶ。

「おしとやかで、ほんまにいい女」。井村さんと家族ぐるみで付き合いがあったという女性は振り返る。
井村さんがスナックで働いていたことは知らなかったといい「お酒を飲めなかったのに、なぜ」と悔やんだ。

親族によると、井村さんは2年ほど前に再婚し、2人の子どもがいた。
知人は「小さい子どもがいてかわいいと言っていた」。
勤めていた店の関係者は「ご家族に申し訳ない。一番悔しいのは、守ってあげられなかったことだ」とうなだれた。

松本容疑者は2年ほど前から現場近くの市営住宅に1人で暮らしていた。
近くに住む人によると脳梗塞で倒れ、入院したことがあったという。
「離婚して、息子がいるようだ」と話す人もいる。

松本容疑者は井村さんとみられる女性と現場近くの居酒屋をたびたび訪れていた。
60代の女性経営者は、いつもは物静かな松本容疑者がこの時ばかりは笑い、楽しそうにしていた姿を覚えている。
「すごく思い入れがあったのだろう」と振り返った。

3月初め、井村さんは警察を訪ねた。「一方的に好意を寄せられている。4~5回食事に行ったが客と従業員の関係だ」。
その後しばらくたって、松本容疑者はこの居酒屋に顔を出し「ストーカーとして届けられた。今から警察に行ってくる」と打ち明けた。

その晩、再び現れると「近づいてはいけない。電話もしてはいけないと言われた」と落ち込んでいたという。
事件が起きたのはこの1カ月半後だった。(共同)

(2014年5月3日 共同)



大阪女性殺害:3月に殺害「予告」 50代男一方的に好意

「殺される前に警察に電話してや」。大阪市平野区の路上で井村由美さん(38)が殺害された事件。
事件に関わったとみられる男(57)は井村さんに殺害を示唆するメールを送り付け、井村さんは大阪府警にストーカー被害を相談していた。
府警は男に警告したが、悲劇を防ぐことはできなかった。

「キャー、助けて」。現場近くのマンションに住む女性(46)は2日午前2時半ごろ、女性の叫び声で目を覚ました。
外に出ると、自転車に乗った女性が男ともみ合っていた。

同じマンションの40代の女性会社員は「悲鳴が聞こえた後、次々とパトカーや救急車が到着した。救急隊員は女性の心臓マッサージを何度も繰り返したが、女性はぐったりしていた」と話した。

府警によると、井村さんはアルバイト先の飲食店の客だった男に一方的に好意を寄せられていた。
「殺される前に警察に電話してや。頭を冷やす時間を最後にくれや」。
井村さんは3月1、2日、殺害を示唆される内容を含む33通のメールを受け取り、大阪府警松原署にストーカー被害の相談をした。

署員は2日、男に電話で井村さんに近付かないよう注意した。
告訴と避難を勧める署員に、井村さんは「家族がいるから引っ越せない。口頭注意にとどめてほしい」と答えたという。

松原署は3月12日、男を署に呼び出し警告した。
男は「俺だって関わる気はない」と話した。その後、男からの電話やメールは止まったという。

署員は4月2日、井村さんに電話で安否を確認、井村さんは「その後何も起きていない」と説明した。
府警は事件が起きたこの日、電話で安否を再び確認する予定だったとしている。

府警生活安全総務課は「被害者にどんな対応を望むか聞くなど、必要な手続きは取ったが、検証が必要だ」とコメントした。

事件は井村さん宅から約1キロの住宅街で起きた。井村さんが仕事を終えて帰宅中に事件に遭ったとみられる。

井村さんの近所の人によると、井村さんは夫と子供2人の4人暮らし。
70代男性は井村さん夫婦が犬を連れて、散歩する姿をよく見かけたという。「殺されたなんて信じられない」と肩を落とした。

(毎日新聞 2014年05月02日) 


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