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「おなかが空きました」寺内樺風被告

2017年07月26日 | 社会

埼玉少女誘拐 「おなかが空きました」寺内被告が公判で最後に一言 さいたま地裁

 埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の論告求刑公判が25日、さいたま地裁で開かれた。松原里美裁判長から「最後に何か言っておきたいことは」と尋ねられた寺内被告は「おなかが空きました」と答えた。これまでの公判で奇妙な言動を繰り返してきた寺内被告だが、最後までその態度を変えることはなかった。

 同日行われた公判に、寺内被告は黒いスーツ、白いYシャツ姿で出廷。法廷では首を回したり、薄ら笑いのような表情を浮かべたりと落ち着きがなさそうな様子だった。検察官が論告をしている最中には、突然笑顔を浮かべ、すぐに無表情に戻る場面も見られた。

 検察側は懲役15年を求刑。公判の最後に松原裁判長から8月29日の判決公判に出廷するよう求められると、寺内被告は「頑張ります」と返事をした。寺内被告はこれまでの公判でも反省している様子がうかがえないような発言を繰り返してきた。罪の重さの認識を問われると「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」。被告人質問では「勉強の機会を与えたが、させられなかったのが残念」「結局、何が悪かったんですかね」などとも答えていた。

 被害者参加制度を利用している両親は25日、代理人弁護士を通じてコメントを発表。「犯人は自分が犯した罪に向き合っておらず、罪を反省することもせず、どこまで逃げるつもりでしょうか」と憤り、「法廷での発言内容も腹立たしいものばかりで、到底許せるものではありません」と峻烈な処罰感情をあらわにした。

 起訴状などによると、平成26年3月10日、朝霞市で下校途中だった当時中学1年の少女を誘拐し、昨年3月まで千葉市や東京都中野区の自宅で、玄関の外側にかんぬき錠を付けるなどして監禁。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとしている。

(産経新聞 2017.7.25)

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