すそ洗い 

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ナニをしているのかよくワカラナイ

『にっぽん昆虫記』

2021年10月09日 | 映画・テレビ・動画
『にっぽん昆虫記』
1963年公開
今村昌平監督
左幸子主演
日活製作・配給。白黒 / シネマスコープ / 123分。



2021年10月9日(土)初視聴DVD
ずっと 見逃していた映画 やっとこさ
今の歳になって観るとゆーのはエエことだと思った
今の時代は日本映画もテレビドラマもロクなもんはない時代なので
昭和の黄金期に作られた 芳醇豊穣にて勢いフェロモン底力のある当作品を
視聴できる喜びと感動と様々なカルチャーショック

ほぼ左幸子のPVである 色んな顔面と色んな喋りや詩吟が聞ける
そして春川ますみが可愛いく
女を抱く男たちがヌメヌメギトギトしていて良い
wikiには触れられていないが 北林谷栄が田舎婆と売春宿の女将の二役の使い分けが卓越している ほぼ別人格と様相 凄い凄い

正直な欲望 正直な性欲 実直な生きる力
優しさとか愛情とかはいかに表層としての不必要なものか


































  • 松木とめ - 左幸子 33歳(1930年6月29日 - 2001年11月7日) 
  • 松木りん - 岸輝子
  • 松木えん - 佐々木すみ江
  • 松木忠次 - 北村和夫 36歳(1927年3月11日 - 2007年5月6日) 
  • 松木沢吉 - 小池朝雄
  • 松木るい - 相沢ケイ子
  • 松木信子 - 吉村実子
  • 蟹江スマ - 北林谷栄 52歳(1911年5月21日 - 2010年4月27日) 
  • 小野川 - 桑山正一
  • 本田俊三 - 露口茂
  • 坂下かね - 東恵美子
  • 上林芳次 - 平田大三郎
  • 松波守男 - 長門裕之
  • 谷みどり - 春川ますみ 28歳(1935年11月10日 - ) 
  • 班長 - 殿山泰司
  • 唐沢 - 河津清三郎
  • 警察の取調官 - 久米明



大正7年の冬、東北のとある寒村で松木とめは、父である忠次と母えんの間に生まれた。少々頭の弱い父は、村役場に出生届を出すべく向かい、我が子の誕生を喜び周囲に自慢したが、忠次がえんと結婚したのは10月でえんは既にそのときには妊娠8ヶ月である…。このえんは、誰とでも寝る乱れた女で、とめの本当の父は、当時えんが関係を結んでいた情夫の小野川と思われるが、母であるえんも分からないという。ただ、忠次がとめの血縁上の父親ではない事は明らかである。
大正13年の春、少女時代のとめは母のえんが父とは違う男の情夫の小野川と戯れているのを偶然見てしまい、父と母が本当に夫婦なのか疑問を持つのと同時に、父の忠次を好きになっていく。戸籍上は父と娘だが血縁上は他人のこの2人の間には、近親相姦にも似た愛情が芽生え始める…。
昭和17年の春、23歳になったとめは製糸工場で女工として働いていた。日本がシンガポールを占拠した日にとめは実家から電報で父の忠次が危篤であると知らされ、急いで帰郷する。しかし、これは母えんの陰謀であり、村の地主である本田家の三男坊に足入れ婚をさせるための口実だったのだ。これを知った忠次は、怒り狂って暴れ出しえんを叩きのめし、家族全員を震え上がらせるが、とめが絶対に相手の男とは寝ないと約束を提示して父を説得し、事は収まる。家のためだから仕方がないと諦めたとめは、本田家へ足入れ婚をする。しかし、本田家で出征する三男坊の俊三に無理矢理抱かれるが、彼は女中にまで手を出している上に子供までいた。妊娠したとめは実家に戻り、昭和18年の正月に娘の信子を出産。しかし、もう本田家に戻る事はなかった…。
昭和20年の夏、とめは再び製糸工場へ戻り女工として働いていた。ラジオで天皇の勅語が流れる8月15日、とめは誰もいない女子寮で肉体関係を持っていた係長の松波に無理矢理抱かれるが、戦争によって工場は閉鎖。再開した工場で松波の影響からか組合活動を行うが、あまりにも過激な行為である上に、課長代理に昇進した松波としては邪魔と思われたのか、工場をクビになってしまう。実家に戻るも、そこは既に弟夫婦に占拠されとめの居場所は何処にもなかった…。
昭和24年、とめは7歳になった娘の信子を父の忠次に預けて単身上京。基地にある外人専用のカフェでメイドをやっていた。そこのとある外人兵の愛人宅の家政婦となり、彼らの間の混血の娘をちょっとした不注意から死なせてしまった。失意にくれるうちに、浸り始めた新興宗教で知り合った売春宿の女将に雇われ、女中として働く事になる。しかし、そんな折に宿に出入りしていた客の一人である問屋の主人である唐沢と知り合う。彼の妾となりパトロンを得たとめは、ついには先代の女将を警察に売って売春宿を経営するまで上り詰めるが、次第に前の女将と同じように業突張りになっていき………。



 

 
 

 
 
 
 
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