今日の一枚

季節めぐりのデジカメ行脚で、何気に心に残った一枚を保存しています。

飛鳥飛鳥坐神社のおんだ祭

2009年02月01日 | 飛鳥

御田植神事に向かう牛男と天狗

お多福と天狗が結婚式から夫婦の交わりまでを、伝承の形でおおらかに演じる
介添え役の翁のユーモアたっぷりの所作が参観者の爆笑を呼ぶ


棚田の蝋梅と男綱(明日香稲淵)

2009年01月28日 | 飛鳥

11日の栢森の女綱に引き続き、稲淵の集落でも、翌成人の日の12日に、綱掛け神事が執り行われ、
真新しい男綱が飛鳥川に張り渡されていました。


この日は春を思わせるような温かさとなり、檜隈の里から朝風峠を越えて棚田に出ると、
汗ばむほどの冬日和となりました。
棚田の蝋梅は、降り注ぐ陽光の中で甘い香りを漂わせて匂い立っていました。
蝋梅の向こうに棚田のシンボル案山子がひとりぽつんと佇んでいます。


奥飛鳥栢森集落の伝統正月行事「勧請女綱掛け神事」

2009年01月11日 | 飛鳥

ときおり激しく雪が舞う寒い日となりました。
お昼ごろから綯い始められた全長80メートルの女綱は、午後4時前には終了しました。

集落の入り口に当たる飛鳥河畔の福石まで在所の人によって運ばれます。

栢森龍福寺住職によってお経が唱えられ綱掛けが始まるのは午後4時過ぎになります。
女綱は、下流の稲淵の男綱と異なり、仏式によって執り行われます。

飛鳥川に真新しく架け渡された女綱。冷え込みが厳しくなった午後5時前に、今年1年の無病息災、五穀豊穣を願う綱の掛け替え祭事が無事に終了しました。


栗原のお地蔵さん

2009年01月03日 | 飛鳥

明日香栗原のお地蔵さんに「今年もよろしく」の初参り♪
新年の飛鳥逍遥は、檜隈寺跡(於美阿志神社)を抜け栗原地蔵さんへのご挨拶から。「右岡寺」へのお地蔵さんのご案内の通り、朝風峠を越えて岡寺へ初詣をして来ました。お地蔵さんのおかげで、今年も元気に歩けそうです。
岡寺でネコさんご一家と合流し、夕方から風人さん+公ちゃんと、いつもの花林で「新年会」となりました。(*^^)v


新春の飛鳥大仏拝顔

2009年01月01日 | 飛鳥

元旦の飛鳥は、時折みぞれ交じりの氷雨が降る寒い年明けとなりました。
飛鳥寺から眺める多武峰や葛城山系は雪模様。傘を持たずに出かけて来ましたので、ともかく飛鳥寺だけ参拝して早々に戻って来ました。
飛鳥寺門前では、両槻会参加者のmiyauchiさんご夫妻と遭遇。今年最初の年始挨拶の交歓となりました♪ 


甘樫丘のヒマラヤ桜

2008年12月22日 | 飛鳥

 紅葉も終わり師走に入ると、甘樫丘にヒマラヤ桜が咲き始めます。初冬に咲くこの桜は、一見、春のソメイヨシノを思わせる華やかさがあります。

 二酸化炭素を吸収する能力がずば抜けているようで、温暖化防止の一環としてこの丘に植栽されているのかもしれません。

 花蜜をたっぷりとつけるので、小鳥たちの格好の餌場になっています。無数の小鳥が花から花へ、せわしなく飛び交っていますので、とても初冬とは思えない華やぎを目にすることができます。


岡寺の名残の紅葉

2008年12月13日 | 飛鳥

              三重宝塔  平成20年12月7日
 紅葉盛りの時期は、急かれるように大和路の紅葉名所を訪ね歩いていましたので、日頃足繁く通い続けている飛鳥路の紅葉は見逃していたようです。師走に入って、名所の紅葉もそろそろ見納めかと、再び飛鳥路に目が向くと、岡寺の名残の紅葉がまだ待っていてくれたようです。
 初冬を迎えた境内は、傾き始めた陽を受けて眩いばかりの黄金色に染められていました。岡寺といえば新緑の頃の石楠花はどこよりも早く訪ねているのに、この見事な紅葉には気づきませんでした。初めて眺めた岡寺の紅葉ですが、この時期、夕迫るこの時間が最高ではないかという気分に浸ることができました。


甘樫丘西山麓の初冬

2008年12月07日 | 飛鳥

いくつかの谷筋があり、緩やかな曲線を描く小道がいずれも甘樫丘に続いています。もう菜の花がつぼみを膨らませていました。冬の間にもこの陽だまりのような窪地に黄色い菜の花が咲くのを見ることができるかもしれません。

背後に、畝傍山と二上山が見えています。


蜜を求めて

2008年12月07日 | 飛鳥

初冬を迎えた甘樫丘に今年もヒマラヤ桜が咲き始めました。彩の少ない冬にまるで春を思わせるこの桜は、メジロたち小鳥の絶好の餌場のようです。花から花へ小鳥たちはせわしなく飛び回り、花を啄ばんでいるようにも見えます。



桜はまだ咲きはじめたばかりで、見頃はこれからです。