明日香村稲渕の棚田の秋を彩る案山子ロードに、逸早く今年のシンボル案山子が設置されました。今年の案山子テーマは飛鳥にふさわしい「むかし話」です。テーマに因んでジャンボ案山子は赤鬼と一寸法師でした。遠くからでも棚田に立つこの赤鬼の色は良く目立ちます。
案山子ロードに今年の力作の案山子が並ぶのは8月31日からとなります。さて、どんな案山子が登場するのか、今から楽しみです。
王陵の谷で知られる二上山麓の古社「科長神社」の夏の祭礼に初めて出かけて来ました。
山田、西町、大同、東條、永田、後屋の5地区から舟形のだんじりが繰り出し、宮入りが行われました。境内に五色の紙ふぶきが舞う勇壮なお祭でした。
国史跡に指定されている屋敷山古墳を中心とする公園の中で、毎年恒例の納涼花火が打ち上げられます。近鉄新庄駅から山麓に向けて徒歩およそ20分ほどの距離に会場があります。
この日はどこからやって来るのか、多勢の浴衣姿の若者や子供たちで会場は大賑わいでした。公園周辺には露店もたくさんテントを連ね、日頃ひっそりとした葛城しか知らない太古にとって、はじめての葛城の花火体験でした。
PL花火には及びませんが、それでも午後8時から9時まで、途切れることなく3000発の花火が夏の夜空を彩り、頭上間近で心臓に響くように弾ける花火の迫力は満点でした。
盛夏に涼やかな花を咲かせる蓮の花を訪ねて、西ノ京から西大寺までの歴史街道を歩いてきました。花は浄土の清らかさでしたが、炎天下の行脚は汗まみれの行のようなものでした。
.解体修理が行われていた唐招提寺の金堂も、外観を見ることができるようになっていました。再び金堂内を拝観できるまで、あとわずかですね。