棚田にロウバイが咲いているという情報を得て、ネット仲間の風人さんと訪ねてきました。こんなところに咲いているのかと思う場所でしたが、稲渕の棚田を俯瞰するには絶好の位置に咲いていました。
近くで農作業しておられた棚田オーナーの方と偶然お話しする機会があり、お聞きすると、何と昨年秋の案山子「君といつまでも」を制作された加藤さんでした。
明日香村稲渕の集落で、毎年正月に飛鳥川に掛け替えられる綱掛の神事を見てきました。
昨年は明日香村制施行50周年事業として、南無天踊りや飛鳥蹴鞠などの伝統芸能も披露され、多勢の見物客が訪れましたが、今年は外部の参加者も少なく、静かな村里の恒例神事となりました。
この掛け綱のシンボルが昨年は梅雨前には早くも落ちてしまいましたので、今年は1年間無事に村の入口の守りとなるよう、しっかりと綱に結わえられました。
11日には、飛鳥川をさらに遡った栢森の集落入口にも、女綱掛けが執り行われます。こちらは男綱と違って仏式による催事となります。
朝から氷雨が降っていましたが、お昼過ぎには雨も上がりましたので、当麻の里を少しばかり歩いてきました。 石光寺の寒牡丹は少し寂しくなってきています。1月一杯は見れるそうですが、今年の見頃は12月初旬だったようです。
目当ての寒あやめは、未だこれからのようでしたが、
境内の満月ロウバイは蕾がいっぱい、そろそろ見頃を迎えそうでした。
いつもは多勢の初詣客で賑わう橿原神宮も、今日はさすがに人出も少なく、ゆっくりと参拝することができました。

この神社のお正月人気スポットの巨大な干支絵馬の前では、家族連れや友人、恋人たちが入れ替わり立ち代り記念撮影を楽しんでいました。

平成19年亥歳元旦は、うらうらと晴れ上がり、絶好の初詣日和となりました。この1年が今日の元旦のように穏やかな年となることを祈りたいところです。
お昼過ぎから、近場の誉田八幡宮、道明寺天満宮に新春の寿ぎ模様を訪ねてきました。
こちら道明寺天満宮は、参道が狭い上に受験シーズンを控えて、合格祈願の参拝客で溢れ返り、本殿に近づくのもままならない盛況振りでした。少子高齢化が一段と進み、ここ数年は正月三が日の混雑も少し緩和されたと思っていたのですが、まだまだ学問の神さま頼りの世相は変わらないようです。道真公にも、もうそろそろゆったりとときを過ごしてほしいものです。