大阪に逸早く夏を告げる愛染さんの夏越し祭が始まりました。名物の宝恵かごに乗るのは元気いっぱいの愛染娘。
かっては宝恵かごの自重が65キロもあり、これに平均体重55キロの女性が乗ると120キロにもなり、今の若者の体力では担げなくなりました。今年50年ぶりに新調された宝恵かごはかなり軽量になっています。さらに籠の下には隠されて見えないようになっていますが車が付けられています。
宝恵かごパレードもかっては難波から上町台地にある愛染堂まで急な坂道を登っていたのですが、若者の体力不足から、坂を上らずに済む谷町コースに変わり、距離も短めの阿部野近鉄前から愛染堂までになっています。
宝恵かごに乗る女性はかっては南の綺麗どころだったような気がするのですが、いつの間にギャルになったのだろう♪
ささゆりは、種から育てると開花まで6年の歳月がかかるそうです。大神神社では御神花であるこのささゆりの再生事業に取り組んでいます。
ささゆり咲く狭井川の畔で育った神武天皇の后「五十鈴姫」に捧げ、巫女がこのささゆりを手に持ちながら舞う「三枝まつり」には欠かせない花です。