デザイン書道講座TAI 筆文字・和店舗デザイン伊豆アートより発信

日本古来の「筆」による文字をデザイン化する「書」の書き方、その法則をアップロード、和の文化・和の店舗に参考にしてください

デザイン書道講座TAI VOL5 指書・竹筆

2014-11-06 14:47:47 | デザイン書道

VOL5 指書・竹筆

デザイン書道のご依頼はtel 09093696125 mel tai0073shodou@yahoo.co.jo TAIまでお気軽にご連絡ください。

古来、原始的な筆記手段としては砂や土の上に「指」で描く方法であつたと思われる、漢字ができるまでは記録を残すため洞窟の壁に絵をかいたりに炭などを利用していた。中国にも指書のジャンルがあり、暗算を指でなにげなく計算したり手の触感は脳と密接なつながりがあり、彫塑・陶芸・粘土細工と同じ感覚でもあります。今回、指を使つて描いてみました。子供の頃、土の上を指で絵を書い細い線はつめの隙間に墨を含ませ描いています。人指し指で書くことが多いていたことを思い出しますが、江戸時代には強い意志や誠意示すと言われている「血判書」や「ダイイングメッセージ」など指で書かれたものは心に迫るものがある。絵画の分野でも石膏デッサンやスケッチでは木炭で指のはらお使つたグラデーションは独特の表現方法です、スライドの作品は以前描いたパステル画です。「指書」は楽器で言うと口笛のようなものでしょうか!  

筆のルーツは「竹」だと思われる、5月になると竹は「筍」として食料になり、建築材として壁になつたり、又弓矢・竹槍として武具にもなり、尺八・篠笛・笙・「しちりき」などの和楽器は完成度の高い欧州・欧米にはない日本文化の1つと言える。本来竹筆は輪切りにし繊維状にしたものを砕いたものが多く知られています。私は竹の皮を薄くはいでカッターで繊維に沿って1本1本毛のようにしたものを束ねています。竹筆は毛筆と違い縦の線は鋭く引けますが、曲線はしなりが少ないため筆を寝かしたり、膝を使い腰を落とし体全体でかいています。毛筆も同じですが、指の細かい筋肉、普段使わない腕や腰の筋肉をつかいます。書道パフォーマンスなどかなりの体力が必要で、私は合気道棒術でストレッチを続けています。初心者がうまくいかない原因又、声楽家が毎日ボイストレーニングを欠かさないように「書用」筋肉を鍛える事は重要だと思います、竹筆は偶然におきる形・墨の動きが面白い、面白いと言うことは人を魅了し、人の心を動かしアイキャッチャーに適している。

    


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