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排泄を予知するウェアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」の開発

2017年04月13日 | 高齢化社会  少子高齢化

排泄を予知するウェアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」の開発

排泄を予知するウェアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」の開発で、介護施設を中心に世界30カ国以上から問い合わせが相次いでいる日本のベンチャー企業、トリプル・ダブリュー・ジャパン。しかし、意外にも同社代表取締役の中西敦士氏がDFreeを開発しようと思った最初の理由は、高齢社会を見据えたものではなかった

実証試験に先立つ16年2月、トリプル・ダブリュー・ジャパンはシード期の研究開発型ベンチャーを対象にNEDOが公募した助成事業の1つに応募し、見事採択されたのだ。これにより、NEDOから最大7000万円の助成金を受けることができたのに加え、NEDO認定のベンチャーキャピタルからも最大5000万円の資金調達を実現した。さらに同年7月には、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業のグループ企業などから総額約4億円、みずほ銀行と日本政策金融公庫から最大1億円の出資が決まった。

 2014年5月の米国での法人設立からわずか3年足らずで、驚くべき躍進ぶりだ。


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