核攻撃から家族を守るシェルター
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00233/00005/?P=1
九州で注文住宅や宅地開発を手掛ける七呂(しちろ)建設(鹿児島市)は、その1つだ。同社は2017年11月に核シェルターの輸入販売に着手した。販売するのは、米国の大手シェルターメーカーであるアトラス・サバイバル・シェルター社(カリフォルニア州)の製品だ。
シェルターには、核爆発時に気密性を保てる仕掛けを施している。核爆発が起こった際には、爆風とともに気圧が急上昇する。一方、爆風が収まると気圧は急速に下がる。こうした急激な気圧の上昇や下降があると、シェルターに設置した「ブラストバルブ」が閉まり、シェルター内への熱風や外気の進入を防ぐのだ。最大730kPaの圧力まで耐えられる。
万が一電力供給が断たれた場合、電源を使わず手動でクランクを回してろ過した空気を取り入れることも可能だ。クランクは6歳児でも回せる軽さで、1秒間に1回のペースで回した場合、1分間に1.7立方メートルの空気をろ過して取り入れられる。定期的にクランクを回せば酸欠の恐れはない。
ベッド3台を設置できる幅2.43m、奥行3.04mのシェルター「ボムネード」を自宅敷地内に設置する場合、工事費を含めて約1500万円が必要だ。ベッド3台を設置できるタイプ(幅2.43m、奥行3.04m)の本体価格は約657万円、ベッド7台が設置できるタイプ(幅2.43m奥行6.09m)の本体価格は約1160万円だ。
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