太陽光パネルをリサイクルする装置の開発
廃ガラスリサイクル装置メーカーの環境保全サービス(岩手県奥州市、狩野公俊社長、0197・25・7522)は、太陽光パネルのリサイクル装置「ガラスわけーるIII型システム」の開発に力を入れている。2018年内には完成し、同年度内の販売を目指す。設備一式と工事費などを併せて9400万―9500万円程度で販売する予定。
さらに「使用済みパネルは産業廃棄物扱いのため、越県するのに手続きが必要」(同)で処理のハードルも高い。現在は溶融炉で燃やして土木資材にするなどで対応しており、「リサイクル処理の体制が整っている自治体はほとんどない」という。
装置は年数台ずつ販売し、6年後には年30台程度の販売を目指す。「導入する企業は環境省の補助金を活用できる可能性がある」(同)としており、将来は各都道府県の業者に装置を納品して全国のリサイクル体制を整えたい考え。
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