太陽の120億倍、説明不能な巨大ブラックホールが発見
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00010003-nknatiogeo-sctch
宇宙誕生から9億年で急成長、従来初期宇宙論の限界か
太陽120億個分の質量を持つ、超巨大なブラックホールが発見された。中国・北京大学の天文学者ウー・シュエビン氏らの国際研究チームが、2月25日付『Nature』誌に発表した。
ビッグバンからわずか8億7500万年(宇宙の歴史全体のうち最初からわずか6%の時点)で、太陽120億個という圧倒的な大きさに成長したと考えられる。
宇宙誕生から9億年で超巨大化
ブラックホール自体は観測できない。重力が非常に強く、光さえもその影響を逃れることができないからだ。その代わり、中国やチリ、米国のハワイやアリゾナにある望遠鏡を駆使し、クエーサーを発見した。クエーサーとは、きわめて遠くで光を放つ天体で、その光はブラックホール周辺のガスがブラックホールに吸い込まれる際に放出されたものと考えられている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます