私は某財閥系のグループ会社に勤めているので、
仕事で某財閥家の墓掃除に行く事がある。
都内某所の贅沢なくらいの広さの土地に墓地はあって、
そこには様々な木々があり、
季節毎に我々を悩ませて楽しませてくれる。
今は金木犀とドングリがとても元気だ。
咽せるほどの金木犀の香りと容赦ないドングリの雨。
ドングリなんぞ90ℓの袋3枚使っても取りきれない。
いつか台湾リスを放って大繁殖させたろか💢
なんて黒い心がむくむく湧いてくる。
怪しいキノコもあちこちに生えていて、
時々ハクビシンもこんにちはと顔を出し、
虫が苦手な私に名前もわからん虫まで大量に挨拶してくる。
ここは本当に23区内なのだろうか?
自然に戸惑う私であった。