我々の苦労も知らんと、
相変わらずねずみの国はキラキラ浮かれてるのじゃよ。
先日起きた先生の不祥事で保護者会があった。
ワイドショーとかでよく見るあれ。
子供、高校三年にして初めての経験である。
我ながら不謹慎ではあるが、
ちょっとワクワクしてしまった
まず教頭から事件の経緯を説明され、
その後、校長から謝罪の言葉があった。
そして保護者からの質問となったが、
のっけから白熱した父親が一人、
これでもかと学校を責める。
それにつられて次々と発言が出るが、
中には「女子生徒のスカート指導の強化を!」
なんてドサクサな意見も飛び出す。
男子生徒の親御さんで、
年頃の生徒が犯罪に走るかもと心配している。
そりゃねスカートは短いですよ。
でもそれがファッションとして成り立ってる時代、
制服の可愛さで生徒を集めてる学校もある。
もしもご自分の息子さんにそのような心配があるなら、
最初からも~少しお勉強でも何でもさせて、
規律正しい私立でもお入れになりなさいよ
しかしこの手の意見にいつも思うのだが、
自分は学生時代にそういう制服のおしゃれしなかったのかな?
学校の規定通りの真面目な生徒さんだったのでしょうか?
たぶん違うと思うんだよね。
そして当時の親たちの同じような意見を、
苦々しく聞いていたと思うんだけどさ。
その他にも事件を起こした先生と同じ町内で暮らしている、
どうにかして欲しい。と何だか解らん意見も。
思わず心の中で「そんなの知らんわ!」とツッコミ入れてしまった。
そりゃ心配もあるでしょうけど、
先日書いたように家庭のある先生です。
針の筵状態はそのご家族なんじゃないでしょうか?
そのご家族にマイホームを処分して出て行けと?
なんだかもういじめにしか聞こえませんよ
でも以前書いた記事のようにいざという時は頼れる先生が多いんです。
昨日は黙って保護者会を堪能?するつもりでしたが、
なんか先生たちが気の毒でその話しをしてしまいました。
休日なのに一人の生徒の為に動いてくれたと。
するとそれから少し空気が変わって、
先に白熱していた父親も最後は、
「先生と保護者で力を合わせて信頼を取り戻そう!」と言って、
拍手で保護者会は終了しました。
こういう事件があった時こそ、
いがみ合いじゃなくて団結が必要なんだよ。本当はね。