最近何を思ったか夏目漱石の『草枕』という小説を読んでみました。およそ文学青年とは程遠い私でしたが、たまには文庫本を手にするのもイイモノダと選んだのが夏目漱石だったと言う訳です。その小説の中に、俳句を詠む場面が出てきますが、わずか17文字の中に花鳥草木や人を詠い込んでしまう俳句なるものに、浅はかな感激家の私が飛びついてしまったのです。周囲の世界を17文字にまとめて、したり顔の自分、最短の詩の持つ力は偉大なりと悦に入ってる自分。
俳句歳時記、季題(季語)、切字、客観写生、花鳥諷詠……俳句の入門書とすべく値段も手ごろな本を何冊か買い求めてみました。春の季語、鶯、桜、椿、おぼろ月… 毎日毎日一句詠もうと花鳥草木を観察してみました。ところが、出てこないのです!
春雨や……? ?……桜かな 白木蓮(はくれん)の……?
一月程の超初心者の私に、そうやすやすと花鳥諷詠も、ましてや人生を詠うなど身の程知らずもいいとこだと言うことでしょうか。
それでも、めげずに『つつじ』の名所、館林市のつつじが岡公園に行ってきました。もちろん覚えたての花鳥諷詠のためです。
園内に咲き誇るつつじは万人の心を清らかにしてくれます。たとえ罪人と言えども例外ではないでしょう。見る者の心を清浄にそして素直にしてくれる自然の力は神仏の如く偉大であると感服しました。
そして最後に、ここで一句ご披露出来ればよき締めとなるのですが、まずは写真でお許し下さい。 ?……躑躅かな
俳句歳時記、季題(季語)、切字、客観写生、花鳥諷詠……俳句の入門書とすべく値段も手ごろな本を何冊か買い求めてみました。春の季語、鶯、桜、椿、おぼろ月… 毎日毎日一句詠もうと花鳥草木を観察してみました。ところが、出てこないのです!
春雨や……? ?……桜かな 白木蓮(はくれん)の……?
一月程の超初心者の私に、そうやすやすと花鳥諷詠も、ましてや人生を詠うなど身の程知らずもいいとこだと言うことでしょうか。
それでも、めげずに『つつじ』の名所、館林市のつつじが岡公園に行ってきました。もちろん覚えたての花鳥諷詠のためです。
園内に咲き誇るつつじは万人の心を清らかにしてくれます。たとえ罪人と言えども例外ではないでしょう。見る者の心を清浄にそして素直にしてくれる自然の力は神仏の如く偉大であると感服しました。
そして最後に、ここで一句ご披露出来ればよき締めとなるのですが、まずは写真でお許し下さい。 ?……躑躅かな