これには頭にきた！！

「東京のびっくりメニュー」という事でやってますが
東京に来て最初に驚いたのがこれでした・・・

東京もだいぶ馴れて来て、少し言葉も変わってきつつある
余裕が出てきたある時、俺は事務所の人間と喫茶店に入った。
（東京まだ二ヶ月くらいです）
俺ともう一人はコーヒーを・・・
女性一人はオレンジジュースを・・・
（可愛いもんだ）・・・なんて俺は思いながら次の瞬間固まった
もう一人の女性がこう言ったのだ
「アイミーガムヌキで！」
・・・・・
俺は完全に田舎者に逆戻った
「アイミーガムヌキ・・・」なんじゃそりゃ
（ガム・・・ヌキ・・ヌキは抜きの事か？？するとアイミーガムって？？・・・
チューイングガムなら知ってるけど・・・？？）

しばらくすると、ウエイトレスが「それ」を持ってきた

「アイミーガムヌキお待ちどう様でした」
・・・・・
どう見ても・・・「牛乳」だ！
しかし俺は「その事」にはしらんぷりして、やがて店を出た。

次の日俺は、昨日の喫茶店に入った。
＜アイミーガムヌキ＞を飲む為に・・・
そして俺は勇気をもって言った

「アイミーガムヌキください」
「はい」

通じたよ・・・・
するとしばらくして・・・

「アイミーガムヌキお待ちどう様でした」

来た来た来た
俺はストローを差し込んでゆっくりと吸い込んだ・・・
「ん？」
もう一回吸い込んだ・・・
「え？」
そしてもう一回吸い込んだ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

＜アイミーガム抜き＞・・・それは＜アイスミルクのガムシロップ抜き＞だった

牛乳と言え　牛乳と

今でもハッキリと覚えている！いや～～～な記憶だ

リラックス・・・

今日はなんだか「ホッ！」とした時間を過ごしたような気がした。
いつもは、なんだかんだと舞台の事で動いているから・・・
久々だ・・・こんな脳がリラックスしたのは・・・
しかし、やはり頭をよぎる・・・ダンサー・稽古場・ポスター撮り・・・・・
でも今日は世間の「日曜」という響きに流された
「休もう」と・・・
しかし最終的にはダンサーの打ち合わせが入って「仕事」で１日は終った

家で招興酒を飲んだ
薩摩揚げがあったんで、それをネギ・たまねぎ・しいたけで煮込んだ。
それと冷蔵庫にあった「黒豚の角煮パック」をお湯で５分・・・
あとは、いつもの「らっきょ」と「白菜の浅漬け」と「あさりの甘露煮」・・・
久々のリラックスムード満喫
しかしだ　
酔うねぇ・・・一人マイホーム酒は・・・
３０分でスッカリいい気分だ　むしろヘロヘロ状態だ
我が愛猫「姫」嬢と戯れる・・逃げる・・追いかける・・エサでつる・・来る・・
「嘘だよ～！」と捕まえる。
ワ～ハッハ～と笑い「そんなに甘くないんだよ！」と世間の厳しさを教え込む
俺のスキをみて逃げる・・・

あれから冷蔵庫の上のハウスに入ったままだ・・・
猫に上から見られている俺がいる・・・
なんとも言えない不愉快さだ・・・

いつもは１２時間飲んでも「まだ行くぞ～！」とか言ってんのに・・・
やはり俺は「雰囲気酒」なんだなぁ・・・
正直、一人じゃあんまり・・・いや、まったく飲みたくないもんなぁ・・・

眠いわ・・・
今日はこれで寝よう
なんかすっごく健康になった気分だなぁ・・・

よし　　明日またゆっくりと飲もう　では