たかきの独りごとパートⅡ

近況報告(感謝・感動・感心をテーマとし、今年度は家庭菜園が中心予定です。尚、不定期更新とさせていただきます。)

◎ハタハタが旨い

2009-12-03 08:46:35 | グルメ
☆はたはたの魚卵入り(精巣と卵巣)の煮付け(昨夜の夕食)

★今朝は曇り空のせいか、気温も高く8度Cと暖かい。今朝自宅よりR191から高津川の堤防を散歩する。ポケットラジオから、気象予報士のお話で名古屋で水仙の花が開花したと言っていた。ここ高津川の堤防でも、白い水仙が咲いているのに気付く。これからの季節水仙も又良いが、コテージ付近のはもう少し後になりそうである。昨日は、予定通りタカナの苗を植え付けする。昨日が150個ばかり植え付け、前回のを合わせると250個位になる。一面タカナの苗一色になったが、上手く根付いてくれればと思う。まだまだ苗が有るので、天気が回復すればもう少し植え付け様かと思っている。昨年はチリメンチシャを沢山植えつけたが、今年はタカナになってしまった。
昨日上さんが、近くのスーパーで、ハタハタを買ってきた。この時期大きくしかも子持は初めてである。見ると産地は秋田産と表示されている。どういうルートで入って来たのか不明だが、何にしても珍しい。10月に秋田の湯瀬温泉のホテルに宿泊した時、夕食にハタハタの塩焼きを食べたのを想い出す。大きさもその時位の型だった。塩焼きにしょうかと思ったが、上さんが煮付けにする。白身で卵はぬめりがありプチプチしてとっても美味しかった。これは確かにお勧めである。まだお店にあれば買って、次は塩焼きで食べて見たいが?
そこで秋田名物のハタハタについて調べて見た。秋田のきりたんぽ同様ハタハタも美味しい食材と再認識する。では、そのハタハタについてと画像を・・・

☆10月下旬の東北への旅、秋田県湯瀬温泉・鶴の湯ホテルでの夕食にはたはたの塩焼きが!

☆湯瀬温泉・鶴の湯ホテルでのハタハタの塩焼き魚卵

☆はたはたの魚卵
・精巣(白子)の方が味わい深いが、卵巣のぬめるのあるなかにプチプチはじけるのもうまい

・■秋田名物ハタハタの食文化
魚偏に神と書いて鰰(ハタハタ)。寒さ厳しい秋田では、冬の日本海から大漁に揚がるハタハタを神様からの贈り物と呼び、保存食として大切にしてきました。その味は代々受け継がれており、今でも秋田の人はハタハタなしの冬は考えられないとまで言います。今回は知れざるハタハタの世界へお連れいたしましょう。
・■ハタハタ漁はチームワーク!!
昭和40年代、最盛期2万トン以上獲れた秋田のハタハタは、平成3年には71トンにまで落ち込みました。それにより3年間の禁漁という苦節の時期もありました。そのため漁獲量が回復しつつある今、漁師たちはハタハタ漁に特別な想いを寄せるのです。産卵期を狙うハタハタ漁は約3週間が勝負。その間漁師たちは番屋と呼ばれる港の宿泊所で、仲間たちと共同生活を送ります。生活をともにする漁師たちのチームワークは抜群!!漁の時はもちろん一緒に食べる料理の味付けもチームワークが決め手です。漁の疲れを癒す絶品のハタハタ料理ではその力が遺憾なく発揮されます。
・■ハタハタの子がブリの子・・・!?
産卵期のメスのハタハタは、腹にはち切れんばかりの卵を抱えています。この卵は秋田では「ぶりこ」と呼ばれ最も重宝されています。その一粒一粒に海の香りと甘く濃厚なエキスが含まれています。実はぶりこは鰤(ブリ)からその名が付けられたとも言われています。ハタハタとブリ・・・!?似ても似つかないこの二匹。いったいどうしてハタハタの卵がぶりこと呼ばれるようになったのでしょう。その答えは関ヶ原の決戦にありました。
・■究極のスローフード・しょっつる
きりたんぽ鍋と並ぶ秋田の名物料理しょっつる鍋。この鍋の味付けに使われる魚醤「しょっつる」とはハタハタと天然塩だけで作られた調味料のことです。ハタハタを3年間じっくりと自然発酵させることで、香りも穏やかで柔らかな旨みが広がるしょっつるが完成します。このしょっつる、ハタハタの漁獲量の減少により消えかけた時期がありました。しかし7年前に手間隙を惜しまず、昔ながらの味に挑んだ醸造所がその危機を救ったのでした。
時間をかけて作られるしょっつるとは!!
・■しょっつるがスペイン料理に進化!!
そんなしょっつるも新たな世界を広げ始めようとしています。秋田でしょっつるがスペイン料理に使われていました。スペインと秋田の伝統はどんな料理に進化するのでしょう。
☆ハタハタ

ハタハタ(Arctoscopus japonicus、鰰、鱩、英名:Sailfin sandfish)とはスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚である。別名:カミナリウオ。体長20cm程になり、水深0~約550mまでの泥や砂の海底に生息する深海魚である。生息域は太平洋北部、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島など。

秋田県の県魚である。主に食用で、しょっつると呼ばれる魚醤で親しまれる。
・ 概要
体は体高が高く、左右に扁平でうろこがない。大きな口が上向きに斜めに付く。口には小さな歯が並ぶ。鰓蓋に5本の鋭い突起がある。背ビレは前部と後部が完全に分かれ、かなり離れている。尾ビレ、胸ビレが大きい。特に胸ビレは非常に大きい。浮き袋がない。昼間は泥や砂に埋まって目や背ビレだけを出して隠れ、夜に行動する。
秋田県の県の魚に指定されている。秋田県では雷の鳴る11月ごろに獲れるのでカミナリウオの別名で呼ばれる。一般にハタハタは漢字では「鰰」(魚偏に神)と書くが、上記の理由から「鱩」(魚偏に雷)と書く場合もある。また、冬の日本海の荒波の中で獲りにいくことが多いから「波多波多」と書くこともある。
北日本日本海側では1年中底引き網などで獲れる。一時期漁獲量が極端に減少したことを受けて漁獲制限や卵からの孵化、放流事業が行われ一定の成果を収めている。近年、北朝鮮、韓国からの輸入も増えているが地域に密着した食材であることから高価であるにもかかわらず国内産の人気は高い(1990年代後半、北朝鮮産ハタハタに重量水増しのため石が詰められていたという事件の影響等も否定できない)。
1970年代までは秋田県において大量に水揚げされ、きわめて安く流通していた。あまりの安さに、一般家庭でも箱単位で買うのが普通であった。冬の初めに大量に買ったハタハタを、各家庭で塩漬けや味噌漬けにして冬の間のタンパク源として食べていた。1980年代に急激に漁獲量が減り、現在では高級魚として高値で取引されている。1992年9月から1995年8月まで全面禁漁を行ったことも影響したのかここ数年は産卵のため浜に大量に押し寄せて来る姿が見られ、当時の賑わいを取り戻したが遊漁者の転落死亡事故が多発するなどの問題も発生している。
・食材
ハタハタの干物食べ方は塩焼き、田楽、ハタハタ汁など。ハタハタ寿司はなれずしの一種で、保存食となる。
鱗が無いことと小骨が少なく脊椎も身から簡単に離れるため、一匹丸ごとかせいぜい頭を落としただけの状態で煮たり焼いたりすることが多い。鮮度のよいハタハタを焼いた場合、尾びれの付け根で骨を折っておくと頭のほうから脊椎が全部きれいに抜け食べやすい。
塩蔵したものや味噌漬けにしたものを煮たり焼いたりして食べることも多い。これらはタンパク源が少なくなる雪国の冬を乗り切るための重要な食材であった。
ハタハタを塩漬けにして発酵させたものは「しょっつる」(塩魚汁または塩汁)と呼ばれる魚醤となる。これを用いてハタハタ、野菜、豆腐などの「しょっつる鍋」をつくる。秋田では醤油や魚醤による鍋のことを「かやき」と呼ぶため、しょっつる鍋もしばしば「しょっつるかやき」と呼ばれている。なお、「かやき」は大きな貝を鍋代わりに使う意味の「貝焼き」が訛ったものと思われる。
・ブリコ
ハタハタの卵は「ブリコ」と呼ばれる。ハタハタ漁の時期、雌の多くは直径2~3mmの卵をたくさん腹に抱えており、この卵の周りはヌルヌルとした感触をもった粘液で覆われている。
生のハタハタを焼いた場合、この卵の固まりをかじると口の中で小気味よくプチプチとはじけてうま味が広がる。塩漬けや味噌漬けにして保存したハタハタの場合、卵の皮がゴムのように硬くなり噛むと顎が疲れるくらいになる。このくらい皮が硬くなると、噛んだ時の音が「ブリッブリッ」という鈍い音になる。これが「ブリコ」と呼ばれるゆえんである。
秋田音頭の歌詞に出てくる「男鹿で男鹿ブリコ」のブリコとはこれのことである。
(百科事典より)

◆過去の出来事・トピックス

・ JIS規格スタート(1945)
・初のクイズ番組「話の泉」放送開始(1946)
・東京で個人タクシーがスタート(1959)
・南アで世界初の心臓移植手術(1967)
・日本のピストル強盗第1号(1886)
 1886年の今日、わが国初のピストル強盗が逮捕された。この強盗は東京で4年前から、黒い覆面で顔を隠し、ピストルでおどしては金を奪って逃げていた。この日、警官3000人と探偵200 人が動員されて、ようやく逮捕されたもの。のち、この事件は『ピストル強盗清水定吉』という映画になった。

◆記念日・年中行事・お祭り
・3大曳山祭りのひとつ、秩父夜まつり(埼玉県・2日~)

・奇術の日(日本奇術協会tel.03-5668-1230)
 奇術の「ワン・ツー・スリー」の掛け声から。1990年に制定。

・カレンダーの日(全国団扇扇子カレンダ-協議会tel.03-3862-5454)
 太陽暦採用を記念し、同協議会が1987年に設けた。

◆本日の誕生日
・永井荷風(作家・1879)、篠山紀信(写真家・1940)

☆今日の「誕生日の花と花言葉」
・ハボタン(アブラナ科)
・祝福・愛を包む

☆「きょうの一句」
・葉牡丹の芯(しん)に生まれし今日のいろ  水田光雄

~心に響く366の寸言~

【黙 養】

明の李二曲(りにきょく)は“黙養”の修行をした。
べらべら口をきかない、
ついには「三年軽々しく一語を発せざる」に至るという。

黙するということは内に力を蓄えることだ。
かくして発せられた言は人を信服させるに足る。
自然においては静寂、人においては沈黙がよいものだ。


『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)

☆12月3日 松下幸之助[一日一話]
 <広い視野>
今日では、世界の一隅に起こったことも、それが瞬時に全世界に伝わり、さまざまな影響を及ぼす。そのような中で、自国の範囲だけ、自分の会社、団体の範囲だけの挟い視野で事を考え、行動していたのでは、往々にしてあやまちを犯すことになってしまうと思う。いま、視野の広さというのは、指導者にとって、欠くことのできないものであろう。
指導者はみずから世界全体、日本全体といったように広い範囲でものを見るよう常に心がけつつ、一国の運営、会社や団体の経営を考えなくてはならないし、また人びとにそうした広い視野を持つことの大切さを訴えていかなくてはならないと思う。

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