My Priceless Treasure~❤

平凡だけれど かけ替えのない日常の記録です。。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

2022年11月12日 | きょうの話題

 

冬はつとめて_朝の光景からの連想 - My Priceless Treasure~❤

冬はつとめて_朝の光景からの連想 - My Priceless Treasure~❤

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ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食かたゐとなるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
 
   -室生犀星の詩「小景異情」より引用-
 
 
 ********************
 
 今朝の空を眺めながら
 私の大好きな詩人『室生犀星』の詩を思いましたらぶ②
 
 私は幼少期から
  [育った環境] に長く留まる自分を
 イメージできませんでした..
 
 それは
 そこが嫌い..だとかの理由とは異質な感情で
 当然
 未来の住処(生き方)は自分で求めて決めるもの
 という気持ちが強かった..
  [住み替え] を選択した一理にも通じますらぶ②
 そして現在(いま)に至りますが..
 模索してきた自分の身の置き所としては
 まずまず 満足感が得られていますらぶ②
 
 
 やがて
 亡父の一周忌法要です..が
  明治~大正~昭和初期に
  苦労して祖父が築いた[家]は
  第二次大戦後に 父が譲り受けたものの
  次の世代=戦争を知らない若者たち(姉 兄 私)は
  親が赦すままに それぞれの[自由] を求めて..
  兄も[ふるさと]を離れて新居を築いたので
  もはや
  菩提寺を参る機会以外には 縁も無くなり
  まさしく『室生犀星』のごとく
  ふるさとは遠きにありて思ふもの
               となっていますらぶ② 
 
 
 
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