スロージューサー ヒューロム H-AA-RBA17 レビュー

	ヒューロム ヒューロムスロージューサー　フェラーリレッドHUROM H-AA-RBA17
	HUrom

　レビューを書かねばならないものがたくさんあるのだが、喫緊でレビューが必要とされているのはスロージューサーであろう。なぜならば、命がかかっているからである。実家に居る実母は肝臓癌であり、清瀬市の医者によると余命２週間と診断したが、現代殺戮医療を拒否して食事療法を選択したお陰で、２週間経っても普通に歩いてご飯を食べている。

　私は当初ジューサーについては否定的だった。食物繊維が抜け落ちてしまうからである。私個人はミキサーを使ってニンジンジュースを作って飲んでいた。今は作る手間が面倒なのと、みかんが旬なので、みかんを主に食べている。なぜ、代替療法（食事療法）を勧める医師がジューサーを選択するのか、使ってみて良くわかった。その理由は「食欲減退」の問題と、ニンジンの組織が消化しずらいという事である。
　ジューサーを使えば、完全に液体しか出てこない上に、有機農法のニンジンやリンゴをジューサーにかけるとかなり甘い液体となる。癌患者特有の食欲減退の問題も一定程度クリアできる。消化の問題もない。
　私が代わりにニンジンの搾りかすを食べているので、消化しきれなくてお腹の調子が変である。しかし、ニンジンの繊維が培地となって腸内細菌叢を改良する。捨てないで食べれるものなら食べてしまったほうが良い。

　ヒューロム H-AA-RBA17は価格.comのレビュー通りに、動作音が静かである。他メーカーよりも高価であるが、それだけの価値があるのかもしれない。機能的には他のメーカーでも用が足りるとは思う。
　現代殺戮医療に身を投じて命を削り、生活の質を悪化させ、経済的にも精神的にも肉体的にも苦しみ抜いて死ぬのなら、美味しいジュースを飲んで延命した方が、比較にならないほど良い。
　ミキサーで十分だと頑迷だった私ですら、ジューサーを少し使って良さが分かった。ジューサーこそが現代殺戮医療に対抗する有力な武器であり、美味なジュースを作り精神的にも充足を与えてくれる素晴らしい器具だと言える。