シチズンフォー スノーデンの暴露(字幕版) | |
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現在、オリバー・ストーン監督、映画「スノーデン」が公開されている。
2013年、NSA(米国家安全保障局)の元職員、エドワード・スノーデン氏(33)が、米国が世界中のメールやSNS、通話を国家ぐるみで監視していると暴露した。
来日したオリバー・ストーン監督は、1月18日の記者会見で、次のように説明した。
『スノーデン自身から僕が聞いたのは、米国が日本中を監視したいと申し出たが、日本の諜報機関が“それは違法であるし、倫理的にもいかがなものか”ということで拒否した。しかし、米国は構わず監視した。そして、同盟国でなくなった途端にインフラをすべて落とすようにインフラにマルウェア(不正プログラム)が仕込んである、というふうなことです
そもそもの発端は、07、08年頃から、イランにマルウェアを仕込んだことから始まります。(略)このときのウィルスは、スタックスネットというウィルスなのですが、イスラエルとアメリカがイランに仕掛けたものです。非常に醜い物語です。このウィルスが発端となって、世界中に“ウィルス攻撃ができるんだ”と、サイバー戦争というものが始まっていきました』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170202-00517334-shincho-ent
スタックスネットは、2010年にイラン中部のナタンズにある核開発施設の制御システムへの侵入に成功し、ウラン濃縮用の遠心分離器約8400台を稼働不能にした。その結果、イランはウラン濃縮を一時停止し、核開発は大幅に遅れることになった。スタックスネットは社会インフラを攻撃する、いわば“兵器”だという。
田中龍作氏の記事によると、
「横田基地に勤務していたスノーデンはあるマルウェアを日本のコンピューターシステムに植え込んだ。日本が同盟国でなくなった場合、日本のダム、発送電、駅、交通インフラ、金融システムなどがマヒするのである。生殺与奪を米国の情報機関が握っている。」
http://tanakaryusaku.jp/2017/02/00015282
Stuxnetは『Microsoft Windows』の脆弱性を利用しており、『Windows Explorer』で表示しただけで感染するという。
「Olympic Games」というコード名で呼ばれたこのコンピューター・ウイルス計画は、もともとはジョージ・W・ブッシュ前大統領が許可したものである。バラク・オバマ大統領はOlympic Games計画を継続した。だが2010年にStuxnetは、誰かのノートパソコン経由で、ナタンズ核施設から流出してしまった。外部のネットワークに接触したこのウイルスは、一般の世界に拡散するという、設計されてない動作を行った。
http://wired.jp/2012/06/04/confirmed-us-israel-created-stuxnet-lost-control-of-it/
スタックスネット問題は、単にNSAが盗聴しているとか、プリズムシステムで個人情報を集積しているとかいうレベルの話しではない。米国が文字通り日本を統御するために社会基盤に自爆装置を仕込んでいるのである。解析を行いあらゆる場所からマルウェア『StuxnetVirus』を除去しなくてはならない。
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