高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2014/2/22(土)の積雪(残雪)状況

2014-02-23 15:36:57 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2041/2/22の自主巡回(高尾山内)の積雪状況をお知らせします。コースは、清滝~1号路~金毘羅社~リフト頂上駅~浄心門~薬王院~奥ノ院~高尾山頂~5号路~ビジターセンター~稲荷山コース~清滝解散でしたが、代表的な場所の写真を投稿します。

1号路は、奥の院~木道(ウッドデッキ)まで除雪がされ、アイゼンは不要でしたが、頂上までの一部、5号路、富士道、稲荷山のほとんどの登山道で、アイゼンがないと、すべり、転倒、踏み外しなど危険です。アイゼンをつけず、しかも登山靴でなく、スニーカーや普通の靴で雪上を歩行する利用客も散見され、足を取られたり、転倒したり、立ち往生など見られます。

(高尾SR会 川原田)

 

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2014/02/22 自主巡回 高尾山内 (歴史チーム特別活動)

2014-02-22 01:02:43 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

・参加者7人

・1号路→薬王院→山頂→稲荷山

・晴れ(但し8日前に降った雪で1号路の薬王院奥の院までは除雪がされているもののそれ以外の道はアイゼンが必要の状況

 詳しくは先に掲載の同日2月22日付けの雪状況写真を合わせてご覧ください。)

Ⅰ)テーマ

「2月の暦から関連物をさがす」
(歴史チーム活動)

・具体的には、
コースに添って2月の暦に関連する事項(計5つ)を確認していく。

5つの暦の事項とキーワードは次の通り。

1,“雨水”(2月19日)…キーワード「若芽」
2,“節分”(2月3日)…キーワード「オニ」
3,“涅槃の日”(2月15日)…キーワード「シャカと西行」
4,“初午”(2月4日)…キーワード「稲荷と飯縄権現」
5,“庚申”(2月18日)…キーワード「金の兄申」

Ⅱ)山行記

・高尾山口駅前にて雪の状況とコース変更の了承を得る。又今日のテーマについてお知らせする。

・除雪の済んでいる1号路を
◎1つめの暦
  “雨水”(2/19)のキーワード「若芽」を探しながら歩く。
 ・城見台でダンコウバイの芽が膨らんでいるのを見つける。
 ・ブナ、イヌブナを見ながら「高尾山のブナは70数本、寒氷期に入らなければ高尾山で増えることはない」旨をメンバーのA氏より聞く。
  現存しているブナだけと思うと感慨が残る。
 ・浄心門をくぐって神変堂で

◎2つめの暦
  “節分”(2/3)キーワード「オニ」、 鬼の夫婦の石像を見る。

  左が夫の善童鬼で斧を持つ。右の妙童鬼(妻)が持っているのは徳利に見えてしかたない。

◎3つめの暦
  “涅槃の日”(2/15)キーワード「シャカと西行」では、仏舎利の前までは雪で入って行けず、入り口で
   釈迦涅槃(入滅)と西行との関係及び2月の満月の日のお話をする。
 ・「オニ」のその2として薬王院四天王門で四天王の足元の鬼を見る。

◎4つめの暦
  “初午”(2/4)キーワード「稲荷と飯縄権現」は、福徳稲荷で初午の意味、稲荷と飯縄権現の関係をお話する。

 ・奥の院の先ウッドデッキでアイゼンをつける。踏み跡でできた道なので、すれ違いは端によけることになる。
  又水分が多く踏みしめられているためアイゼンなしでは滑りやすい。それでも若い人など4割位の人はアイゼンなしだ。

 ・山頂の屋根のあるベンチで昼飯をとる。
  その間何度となく屋根から大きな音をたてて雪が落ちた。直撃したら大変なことになりそうだ。

 ・3名が1号路で下る。

 ・ビジターセンターで郵送用会報のコピーをとった後、残り4名は稲荷山から下山。
  雪の上をゆっくり進む。

 ・途中の見晴台の休憩所では雪で屋根がたわんでいた。

◎5つめの暦
  “庚申”(2/18)キーワード「金の兄申」は、
   蛇滝口の庚申塔にて行う予定だったがコースを変更したので、資料のみで、庚申の意味と庚申信仰について聞いてもらった。

 ・見晴台を過ぎると土が混じるようになり、しだいに泥道となった。

 ・4時清滝着。
  先に1号路を下ったメンバーからも無事着いた旨の連絡が後にあった。無事何事もなく済んだことに安堵。

 ・参加いただいた皆様、めったにない大雪の後の慣れない雪道の中、お疲れさまでした。

  そしてつたないお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 今後の巡回や来山者への案内の参考などにお役立ていただければ幸いです。

 お疲れさまでした。

  (大谷)

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2014/2/17 積雪状況

2014-02-17 13:51:47 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2回目の記録的な大雪の後、高尾山山頂は110cmもの雪が積もりました。

16日山頂の様子

16日6号路

16日は日曜日で快晴だったこともあり、登山者によって、山内の主要なコースには既に踏み跡がついています。

しかし、道幅が狭く、歩行は困難です。また、踏み跡以外の場所を踏み抜くとケガをする恐れもあります。巡回は無理をなさらないようお願いいたします。

現在、1号路もリフト~薬王院以外は除雪がされていません。リフトを利用する際もアイゼンをお持ちください。

今週もまた、雪の予報が出ていますので、状況が変わり次第お知らせいたします。

 

 

 

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2014年2月16日(日) 自主巡回(裏高尾~北高尾)中止

2014-02-16 15:12:08 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2月8日~9日の大雪に加え、14日にも大雪となり、15日には雨模様となりました。交通機関にも大きな影響があり、集合場所の高尾駅発の小仏、陣馬高原方面のバスも運行中止となり、落雪やすべりなど、参加者の安全上のリスクも高いと判断し、活動を中止しました。

当初、高尾~大下~小下沢~キャンプ場跡~ザリクボ沢~東尾根~小仏バス停あるいはキャンプ場跡~狐塚峠~関場峠~堂所山~景信山~小仏富士見茶屋~小仏バス停などをコース候補とし、通常の巡回に加え、野生動物のフィールドサイン(痕跡)調査をレンジャーから指導を受ける計画をしていました。

冬場のフィールドサイン探しには、雪上の足跡が代表的なもののようですが、少し雪が降りすぎてしまいました。

三好レンジャーをはじめ、高尾地区レンジャーの皆様には、準備いただき、感謝申し上げます。再度、企画したいと思います。皆様よろしくお願いします。(高尾SR会 川原田)

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2014/2/11 共同活動雪かき

2014-02-11 16:35:02 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者11名(うち都レンジャー2名、管理センター1名)

今日は、小仏行、陣馬高原下行のバスが大雪により運休のため、

予定を変更して活動を行いました。

1班は、1号路奥ノ院から山頂間の雪かきです。

半分弱の利用者はしっかりとアイゼンを装着していましたが、

残りの方はスニーカーや革靴など、滑りやすい足元です。

奥ノ院までは、しっかりと雪かきがされていますので、安心して山頂を目指してしまうようです。

踏み固められてしまった横の、まだ柔らかい部分に軽装者用のルートを作りました。

結構な距離の雪かきが終わりました。これで、事故が少しでも減るとうれしいです。

もうひと班は、まだ雪による影響が確認できていない、

東高尾山稜の巡視を行いました。

大きな被害はありませんでしたが、細かい倒木があり、処理を行いました。

迅速に被害状況をビジターセンターに情報提供できて助かりました。

本日参加されたみなさん、お疲れさまでした。(都レンジャー/甲把)

 

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2014年2月10日(月)の積雪状況

2014-02-10 22:43:49 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2月10日、高尾駅から金毘羅参道を経て、1号路、リフト頂上駅、霞台、薬王院、富士道より高尾山頂、仮設のビジターセンターへ向かった。1号路はほぼ除雪がされ、軽アイゼンは不要です。そのほかは3、4、5号路、富士道そして、稲荷山コースは軽アイゼンの装着が必要です。

(高尾SR会:川原田)

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2014/02/05 自主巡回 北高尾

2014-02-06 19:25:12 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

      

参加者6名+2名(体験参加者)

前日の雪でコースの積雪が心配で決行か中止かかなり悩んだ末決行した。

高尾駅には、集合時間前に8名の面々が集まり皆さん意欲満々であった。通常のスタート地点の松竹でなく大久保から、許可を得て聖パウロ学園の学校林の中を通り滝の沢林道へ出る。少し下り展望の開けたところから白い雪と青い空に、新宿の高層ビル群、スカイツリー、西武ドーム等が快晴の澄んだ空気の中素晴らしい眺めを一同しばし堪能した。林道の新雪を踏みしめながら、針葉樹に積もった雪はまるで、クリスマスっツリーを見る様であった。遠くに人の足跡か?、近くで見るとどうやら何頭かのイノシシの足跡の様である、ただ通過したのでなく、雪の中を行ったり来たり、久しぶりの雪を楽しんで居る様な足跡だった。

板当峠で温度計は-2度、早々に昼食を切り上げ狐塚峠を慎重に下り、小下沢広場に林道を日影バス停へ、ここでは3度と温度差は5度もあつた。昨日の雪のせいか藤野から来たという女性一人だけしか遭遇しなかった。

寒い中であつたが、新雪と快晴の空のめったに見られない素晴らしい風景を眺めながらの巡視を無事終了した

(岩 記)

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2014年2月3日 共同活動 【景信山横断溝設置作業】

2014-02-06 13:56:22 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年2月3日 晴れ

参加者:SR9名 レンジャー3名

 

小仏-景信山間の登山道はオーバーユースと雨水による洗掘、複線化により荒廃が進んでいます。

昨年9月、ここにクワを使って溝を掘る作業を行いました。

しかし、時間が経つにつれ、溝が土砂で埋まり始めたため、構造を改良する作業を行いました。

前回掘った溝の部分に丸太を寝かせて設置します。この丸太は景信山付近の人工林の間伐材を利用しました。

丸太を斜面に置いただけでは転がり落ちてしまうため、付近の枝で杭を作り、丸太を固定します。

 

今回の活動は作業を行う前に起こりうる危険を想定し、どういった点に注意するべきか参加者で確認し合いました。

2班に分かれ、リーダー(レンジャー)の監督のもと、皆で効果的な方法を考えながら作業を行いました。

今後も作業の際は、危険予知をした上で全員が安全を意識することを習慣づけていきたいと考えています。

この横断溝は今後のメンテナンスが必要です。雨水を流す効果のほどを見つつ、改良などにご協力いただくことと思いますのでよろしくお願いします。

活動に参加された皆さん、ありがとうございました。

(都レンジャー 三好、田邉)

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2014年 1月25日 (土) 自主巡回 奥高尾

2014-02-04 23:05:19 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:8名(お試し体験入会参加者1名含む)

コース:JR高尾駅北口(集合)~陣馬高原下~陣馬高原新道~陣馬山~奈良子峠~明王峠~底沢峠~堂所山~小下沢分岐~小仏バス停~高尾駅北口(解散)

 1月の終わりにしては、暖かく寒さは感じられない。トイレを済まし、軽く準備運動。ただ心配なのは、登山道の雪の状態?しばらく車道を歩き、新道へはいる。ゆっくり歩きながら、体を温めてゆく。山頂まであと少しの所で、泥んこの登山道になった。白馬像が見えてきた。曇り空でも視界は良く、富士山がきれいに見えた。今日は先が長いので、昼食をここでとることにした

 

早めに昼食を切り上げ帰りの支度。帰りは泥んこの道が予想される。トレイルランニングの人が、意外と多かった。

 陣馬山頂でぬかるみ対策として、道にカヤが撒かれた部分は効果があった。もみじ台から一丁平にかけて、登山道のぬかるみ対策として、菰を敷いているが、補助的な対策として、現地調達のカヤを撒くことも有効だと感じた。

 また、(陣馬山に向かう)巡視の途中、落ちたドングリの実からしっかりと地中に根が伸びていた。

 皆様、お疲れ様でした!

 (高尾SR/久保埜、写真提供MK)

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