高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2010/1/30 自主巡回 高尾山内

2010-01-30 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:5名
コース:高尾山口駅~落合~金比羅台旧道~1・4・5号路~一丁平~高尾山山頂~稲荷山コース~清滝駅

 今回は昨年6月27日以降久々の金比羅台旧道なので、チェックポイントを特定せずに全体に注意を図りながらの歩きとした。途中で下山者1人と会っただけという様に、山内でも利用者が少ないコースであることから登山道は歩きやすく、気に係るところはなかった。次に、もみじ台を越え一丁平に向かう途中の登山道及び階段が、泥沼状態となっており、一部に筵が置かれているものの滑りやすい箇所が多く、早い機会に筵を置くことの必要性を感じた。
 当日は、風もなく、暖かで、利用者は多くもなく、また、少なくもないという安定した状態と感じた。この中で家族・親子連れのパーテイが多く見られ、その子供たちに、健康でこれからの日本を引き継いでもらいたとの気持ちをこめて「ガンバレ」と、我々は声をかけていた。(3~4歳の子供が坂道を懸命に登っているのを見ると、可愛いので自然と応援となった。)
このように穏やかな巡回日でありました。(TSR/TK)

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2010/1/17 自主活動G(登山道)特別活動 6号路公園施設点検

2010-01-17 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:6名
コース:清滝駅→妙音橋→琵琶滝→弁天丸→大山橋→飛び石→山頂→3号路→浄心門→1号路→清滝駅

 施設・登山道チームの自主活動として6号路において公園施設点検と木橋土砂撤去作業を行った。 6号路入り口の妙音橋際にある国有林標識と鳥獣保護区標識に樹木が架かり、設備としての状況確認が出来ないでいたので伐採をした後、6号路に設置されている指導標と解説板を順次点検し、木橋の清掃に取り掛かる。最初の橋と大山橋については、板間の土砂が凍りつき半分程度しか落とせなく、やむなく先へ進む。大山橋より上の2箇所は手間はかかったが終了し、飛び石入り口にある木橋は11月に一度清掃していたので安易に作業できた。途中に数箇所ある水切りも掃除しなが山頂に向かう。撮影スポットの山頂標識の周りを笹刈りし、下山は3号路を巡回し、10月に除去作業した木橋の状況を見ながら歩いた。さすがに以前手を掛けていたおかげで、土砂のこびりつきは無く落ち葉を掃く程度で済んだ。
 この時期の6号路は斜面からの滲み水があちらこちらで凍結し、利用者が恐る恐る通過する箇所がいくつもあった。
 今回の作業でも感じたが、設置以来まったく手を掛けていなかった木橋に初めて維持作業の手を入れましたが、これを設置当初から定期的に清掃していれば老朽や劣化を少しでも遅らせることが出来、また、通常の維持管理が安易に終わらせることが出来ると痛感した作業でした。
 今後は、残るコースの設備点検や流失木橋の復元、山内以外でのエリアの活動へと進めていこうと思います。(TSR/S.K)

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2010/1/10 自主巡回 裏高尾

2010-01-10 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

コース:小仏バス停→景信山→小仏城山→もみじ台→水道みち→日影
参加者:10名
天気:晴れ

 高尾駅からのバスは、山眠る季節なのに増便の盛況でした。聞くところによると、景信山は予約すると餅つき一式を手配してくれるのが人気とか。
 参加者が多かったので、八王子ハイキングマップに載っているヤゴ沢コース(林道)と、通常の景信登山道と二班に分かれて景信山で落ち合うことを提案したら、ヤゴ沢を歩いたことのある人は1名だけで、そちらに人気集中してしまいましたが、お願いして6-4に分かれて出発しました。
 景信山登山道は、葉の落ちた雑木林が明るく気持のよい雰囲気でした。しかし、つづら折りの登山道をショートカットする踏み込み跡が非常に多く、そこら中に道が出来て、荒れている状態になりつつあるのが心配に思いました。
 そして、600mも歩かないうちに枯損木が目立ってきたました。葉が落ちていると目立つのか、明らかな枯れ枝が登山道上に張り出しています。ちょっと強い風や降雪でも折れそうという判断で、出来るだけ除去することにして作業にかかりました。
 登山者の通行に注意して、ロープをかけ、落枝の位置を確認しながら引くと、最初は動かなかったのですが、ロープ位置や引く方向を調節しながら、径15cm長さ4.5mほどのサクラの枝をねらい通りに脱落させることができました。
 次に、高さ1.5mほどのクロモジが、ひこばえ以外が根から腐っているのを、手鋸も使用して除去しました。他にもコナラ2本と、ヒノキが枯れている様でしたが、ちょっと手強いことと、登山道の真上ではないので白テープでマーキングして『枯れ木注意』と表示しておきました。
 さらに進み小下沢分岐より人工林に入ると、登山道の真ん中にヒノキが立ち枯れているのがわかりました。高さ7mくらいですが妙な揺れ方をしていました。中程が腐食して上部がゆらんゆらんと動いていました。危険な状態でしたので、倒すことにしました。まず上部にロープがけして、斜面に登り協力して引き倒しました。折れた小枝が多少降ってきましたが、跳ねることも無く脱落させることができたので、枯れている下部も除去し、跡を整地しました。
 手慣れた会員のおかげで作業は順調に進みましたが、やはりヤゴ沢班をかなり待たせてしまいました。ごめんなさい。(ヤゴ沢は平和だったそうでした) 昼近くなっていたので、餅つきで賑わう景信山をあとに小仏城山に向かいました。途中、標識の点検、清掃、ゴミ拾いをしながら進みました。
 小仏城山の芝生は登山者も多くなく、昼寝している人もいるような陽だまりで昼食となりました。
 鉄塔直下のシモバシラもわずかに痕跡があるのみで、もみじ台に向かいました。まき道に入りシモバシラの踏み込みを心配しながら進みました。やはり、かなりの人数が入り込んだようで、縦横に踏込み道が出来ていました。注意書きが表示されていますが、心配です。
 一丁平付近も、ぬかるところもほとんと無く、整備もよく歩きやすかったのですが、その分、都市公園のような雰囲気になってきてるのが感じられました。
 暖かな日となったため、計画していたシモバシラめあての利用者とマナーについて会話するという活動はできなかったのですが、登山道の整備や、利用者から質問を受けたり、と、混雑期にはしにくい活動が出来て良かったのではないかと思い帰路につきました。(tsr/HN)

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2010/01/06 自主巡回 裏高尾

2010-01-06 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

コース:清滝~(1号路)~薬王院~山頂~もみじ台~小仏城山~日影
参加者:6名
天 気:快晴

 新年初の巡回。
 まだ松の内だから、初詣をかねて登る人が大勢かと予想したが、そうでもない。 通常の土日より少々多い程度だろう。 
そうか、正月の4日が月曜で仕事始め、今日はフル稼働で皆さん働いているのだ。
 Kさんは1号路に設置された解説板・標識を丹念に点検・補強・クリーニングをしながら、またゴミを拾いながら歩く。そのやり方を今後の参考にさせてもらおう。
 薬王院に着くと境内はお札を納めたり、新しく求めたり、お参りをする善男善女で混雑している。
 我々はお参りするかどうか各人の自由にしたが、結局皆さんしたようだ。
私も今年の活動の安全を、敬虔な気持ちで、祈願した。もちろん少なからぬお賽銭も納めた、つもり。
 頂上でレンジャーのNさん・Fさんに会い、賀詞交換。
 今年この時季、シモバシラは不発のようだ。せっかくの観察路でも今はダメ。
もみじ台の先で、丹沢・道志の山々、富士山を眺めながら昼食にする。
素晴らしい晴天、風も無くうららかな春のような日和に、ゆっくりする。
 小仏城山の頂上から双眼鏡で見ると、都庁の左手奥に、200m超えまで組み上がったスカイツリーが見える。634mに届くまでは未だ時間がかかりそうだから、この山に来るたびにその成長?を観察することになりそうだ。
今年はこの日和のような、のどかな、穏やかな一年であって欲しいと願いつつ、日影に向かって下った。(T.Abe)

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