TAKAYAN'S ROOM

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《雪の魔女の洞窟》 第136話 シャリーラの呪い

2024年01月24日 11時03分17秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「はぁ… はぁ… う~ん…?」

私と赤速は赤水川の岸に沿って歩き続ける。だけど、何か変だわ。

マ「うう…」

ドサッ…

あれれ? 転んじゃった…

マ(どうしたっていうの…? か、体が…)

涼しい風が吹いているというのに、汗が止まらない。
心臓の鼓動が異常なほどに速くなっている。

赤速「す、少し… 休もうか…」

マ「え、ええ…」

赤速も私と同じように苦しそう…

マ「────!?」

赤速の方に振り向いた途端、私は全身の血が凍りつきそうになった。
彼の顔は真っ青で、瞳は輝きを失ってしまっている。

赤「マーテル…」

マ「な、何…?」

赤「〈水晶の洞窟〉で… 僕が解読した… 羊皮紙の… ことを…
 覚えているかい…?」

マ「意味不明の文が書かれていたわ。確か…」

 ケルノ〈サネザヤメヲ〉トネユ。
 ケネムザワユヲゾメネモマソメネノオトヨジサニネ。
 -サモラーヨ-


赤「あれは… 〈死の呪文〉… だったのさ…
 あの呪文を… 僕は… 口に出して… 読んでしまった…
 そして… 君も… 聞いてしまった… 文字を… 見てしまった…」

マ「────!」

その〈死の呪文〉のせいで私たちの体が…? まさか…!

赤「ペン=ティ=コーラに… 会わなければ…」

マ「ペ、ペン=ティ=コーラ…?」

赤「彼なら… 僕らを… 救ってくれるはず…」

マ「だったら、急がなくちゃ!」

赤「いや… もう… 間に合わないかも… しれない…」

健康の薬を飲んだことがある

・飲んだことがない

イアン=リビングストン、そんなことを聞いている場合じゃないわよ!


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ

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