ども、アコギをオモチャにする男、takoです。
さて、今回はソロギターをやるならアコギ(スチール弦)がいいのか、クラギ(ガット弦)がいいのか、ということについてのお話です。いろんな観点からアコギとクラギをtakoの視点で比較していくと2点のことをお話することになります。
指弾き(アルペジオ)しやすいのはクラギ!
アコギとクラギではネックの太さが違います。そして、クラギの方が太くなっています。
↑アコギ
↑クラギ
まぁ画面ではわかりにくいかもしれませんが笑
ネックが太い、ということは左手で押さえるのが難しくなる、と思う方もいるかもしれませんが、実は、指弾きのしやすさは右手の弾きやすさが重要だと思います。そう考えると、ネックが太い、ということは弦と弦の幅が広いので、指が弦と弦の間に入れやすいのです。
基本的には、左手のポジションを見ながらギターを弾くと思うのですが、右手はほぼ見ていないので、無意識で1〜6弦の位置が覚えやすい方がいいです。
弦と弦の幅がある方が、感覚での指と弦の位置が覚えやすいのです。
また、これは個人的な感覚なのですが、主にメロディを奏でることとなる1〜3弦はガット弦の方が音が太くて大きいです。
僕自身、昔はクラギを弾いていたのですが、スチール弦の高音弦はガット弦と比べると非常に物足りなく感じました。
1〜6弦までバランスよく音量が出るのはガット弦だと思います。
特殊奏法やるならアコギ!
タッピングやハーモニクスなどは、スチール弦の方がなりやすいです。
タッピングやタッピングハーモニクスなどの、フレットに叩きつけるような奏法は、やはり金属と金属がぶつかる方がインパクトが強く、ガット弦では出しにくいです。
ガットでも出来なくはないのですが、タッピングだと、フレッドへの打撃音の方が大きくなり、ネックの状態によっては上手く出ません。
また、スラム奏法(ボディを叩きパーカッションを織り交ぜながら弾く奏法)をやるのであれば、クラギはやめた方がいいです。
アコギとクラギだと、弦の性質だけではなくボディの木の性質も違います。
クラギの木はアコギの木に比べると強度はありません。
スラムなど激しい演奏をやる可能性がある場合は、アコギの方がいいでしょう。
はい、というわけで、今回はソロギターをやる場合のアコギとクラギの違いについてのお話でした。
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