ほんわか写真帳

かわいい、おもしろい、きれい、素直に感じたものを写真に撮りました。見ている人もほんわかしてくれたらいいな…。

感動

2008-04-17 23:14:25 | 風景
歌手、俳優、そして写真家(?)の福山雅治さんが
今、ふるさとの長崎で「PHOTO STAGE 3―残響―」
という写真展をしています。

廃墟となった軍艦島も特別に上陸許可を得て、撮影しています。

この軍艦島は、60年代、炭鉱の島として栄えて
鉄筋コンクリートのアパートも建てられ、東京都の人口密度の9倍
というほど、多くの人が住んでいたそうです。

今は廃墟になり、立ち入り禁止ですが、被写体として
ものすごく魅力的なものの一つとして有名です。

そんな島の撮影ができるなんて、福山さんがうらやましい。

もともと、福山さんが写真を始めたきっかけも、ものすごく
うらやましいのです。

植田正治さんに撮影をしてもらったことからというもの。
植田正治さんというと鳥取砂丘での写真が有名です。

初めてみたとき、若い人の写真と思っていたら
なんと70代の方だったのです。

ものすごく新鮮な感覚で、不思議な世界です。

そんな植田正治さんに写真を教えてもらったそうなので
うらやましい限りです。

昨日、テレビのインタビューで福山さんが答えていたのが
「技術的なことを教えてもらったわけでないのですが、
感動するっていうことを教えてもらった」ということば。
何かをみて感動する、その気持ちが写真を撮ることにつながるというものです。

私もまだ駆け出しのライターのときのこと。
一緒に仕事をしたカメラマンの方はもう70代に近かったのですが
ものすごく、いろいろなものに「感動」される方でした。
「あ、これおもしろいやん」「いいね~」とかいいながら撮影します。

すごく感度が鋭いというか、「感じる」ことが多い人でした。

やっぱり、そういう気持ちが大切ですね。

私もいつまでも「感動」する気持ちを忘れないようにしたいと思います。
そして、その感動を伝えられる写真を撮っていきたいな。

写真は鳥取砂丘ではないのですが、
春の須磨海岸です。キレイな砂浜が整備されていました。
コメント
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