映画と渓流釣り

バクマン 漫画の世界に


それほど漫画を読んでいるわけではない。
多分同世代のオジサンたちに比べれば少ない方だと思う。特に苦手なのは少年誌。それもバトル中心のものには嫌悪感さえ抱いてしまう。




 それなのにこの作品を観ようと思ったのは、大根監督作品だから。
「モテキ」がTVシリーズからの映画化であるという束縛にもめげず、とても楽しい作品になっていたので期待せずにはいられない。

 楽しかったっス。

 家の奥様は生粋のアニメ・漫画オタクで、奥様の仕事場兼寝室には週刊ジャンプがうずたかく積まれている。その奥様が言うには主人公の二人は配役が逆らしい。原作を全く知らないわたくしとしては全然違和感無かった。二人とも若手俳優の中では映画監督に良く使われるだけあって、とても上手だ。だから配役の不自然さなど原作を知らなければ、まるで気にはならない瑣末な事。染谷、山田、リリー・フランキーと、これまた映画引っ張りだこの役者がしっかり脇を固めているのも強みだ。欲を言うなら、ヒロインの小松菜奈をもっと躍動させて欲しかった。前作で主人公が訳も無く歌い踊り出すシーンがあるけれど、あのようなグルーブ感をヒロインにもたせてくれたなら言う事なかったのに。
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