映画と渓流釣り

最後の忠臣蔵

 お久し振りです

このところ面白い映画を観てませんでした。
今日観た忠臣蔵外伝は久し振りに楽しめた映画でした。もしかしたら今年一番気持ちが良かったかもしれません。年の暮れにこんな出会いがあったことを嬉しく思います。
わたくし随分大きくなるまで、忠臣蔵と新撰組の違いも分からない粗忽者でした。歴史は大好きで、大学入試の選択科目も歴史だったくらいです。なのに、今もってNHK大河ドラマに描かれる戦国武将のお話や、明治維新に活躍した偉人達のドラマが苦手です。歴史好きな小父さんから信長の薀蓄を垂れられると、「あんた見てきたんか!」と突っ込みたくなります。

今日の映画は、あの忠臣蔵を知らなくても楽しめると思います。

桜庭ななみがとことん良かった。豪商が惚れてしまうのと同じように、平成のオジサンも惚れてしまいました。あんな女の子を育てられたら冥利につきますな。
裏事情を知った佐藤浩市の目に涙が溢れるのと同様、わたくしも号泣していまいました。
杉田監督、北の国からだけではなかったのですね。熟練の演出ぶり、感嘆いたしました。
田中陽造先生、泣かせどころと武士の矜持をほど良くブレンドしてあり脱帽です。
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