仮想サーバー評価環境完成

匠技術研究所の谷山です。

仮想サーバーを評価するための環境をこしらえていましたが、ハード環境が完成しました。

DDR2のメモリーが驚くほど安くなったので2Gx4搭載し、合計8Gで動かしています。このハードが49,800+20,000=70,000円弱ですから、びっくりです。ただこれは、あくまで評価用なのでハードディスクの二重化や、ディスクアクセス高速化のための方策はとっていません。実運用のためのハード構成ではありません。

また、Microsoftのライセンス上、WindowsXP上でVirtualServerを評価目的で動かすことは許可されていますが、実運用は許可されていません。運用するためのシステムはWindowsServerを使う必要があります。



WindowsXP Professional x64 SP2とAMD　Athron 64 X2 の組み合わせだとわかります。

VirtualServerから見たホストOS下のハードスペックです。



論理CPUが二つになっていること、仮想サーバーのハードウエアサポートである、AMD-Vを認識していること、メモリーが8Gであることがわかります。

一般に普及しているWindowsXPの32bit版では4G弱のメモリーしか使うことができません。物理的に8G搭載していても認識できる最大値が4G弱です。メモリー8Gを使うためには、WindowsXP x64か、WindowsServerを使う必要があります。WindowsServer x64は当然8Gを認識します。WindowsServerの32bit版はPAE対応ハードウエアの上で、4Gを超えるメモリーを認識する設定を行うことができます。