
Linux/Ubuntu仮想サーバーLXCでの「ヤマハルーター設定セミナー演習環境」構築事例
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、Ubuntu仮想サーバーLXCで「ヤマハルーター設定セミナー」の演習環境を構築していることを紹介します。Linuxネットワークを実際に活用している例です。
■「ヤマハルーター設定セミナー」の演習環境

この図はLinux/Ubuntu上で仮想サーバーを使っている様子です。この仮想サーバーとネットワークシステムは、弊社が主催する「ヤマハルーター設定セミナー」で使っています。独立した2系統のネットワーク各々の上で、独立した三つのサーバーとして動作します。
1.業務ネットワーク系統
社内にある代表的なサーバー二台を構築しています。
1.1.グループウエア・サーバー
典型的なLAMP環境です。
1.2.ファイル・サーバー
典型的なSAMBAサーバーバーです。
2.キャリヤネットワーク系統
疑似キャリヤネットワークを提供するためのPPPoEサーバーです。近い将来にDHCPサーバーも置きます。
2.1.PPPoEサーバー
キャリヤネットワークで多く使われているPPPoE接続を実現するサーバーです。
2.2.(将来)DHCPサーバー
マンション/アパートネットワーク、CATVネットワークなどで一般的なDHCP接続を実現するサーバーです。
判りやすいように物理サーバーのEtherインターフェイスを二つ使っています。二つのインターフェイス間で通信をすることはありません。サーバーのシステム管理は業務系ネットワーク上のPCからSSH接続しておこないます。
複数台で構成してものを一台にコンパクトにまとめています。今後、筐体をノートPCに置き換えて、持ち運びの簡単な演習環境を作ります。