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カラー電子ペーパーがもうすぐ実用化

2007-10-20 11:27:08 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
電子ペーパーとは、紙のように薄い膜の中に静止画像を表示するものです。丸めることもできます。ブリジストンの発表記事では「ペーパー・ライク・ディスプレイ」と呼んでいます。

「紙のようなディスプレイ」ですから、設置も簡単です。カラーや動画の表示が可能なものもあります。テレビ画面は、プラズマや液晶に切り替わりました。電子ペーパーは、さらに薄型で低消費電力の画面として、次世代を担うものになっていくと思います。

PC用のディスプレイと異なり、電力の供給なしでも、継続して静止画像を表示できます。書き換えの時だけ電力が必要なので、電気代も格安で、掲示のための電気代も少なく済みます。また、掲示内容の書き換えはPCの画面のように、電子的に行うことができるので、通信で結ぶことで維持費の削減にも繋がります。

白黒の電子ペーパーの実証実験は東京駅の待合いコーナーを使って既に行われており、カラーの実用化が進むことにより、利用範囲が大きく広がります。

低消費電力を生かして、先ずは携帯関連デバイスの画像表示等から普及し、PCやテレビの小型ディスプレイへと普及が進むでしょう。量産が進み、低価格化がなられてくれば、普及は一気に進みます。

電車の中吊りや、壁張りポスターなどは、同じ面積で時間貸し方式がとれるので、広告やメニューなどでも普及が進むと思います。また、お店の中のPOP、メニュー等や、店先のポスター等にも適しています。

開発している企業の一部を紹介します。

ITメディアの記事
日立の電子ペーパー技術紹介ビデオ
富士通の電子ペーパー紹介ページ
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