こんにちは。
私の常用WIndows 10 ProがUpdateし、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が利用可能になりました。Windows 10 Pro上のLinuxは、これで完全にネイティブで動きます。早速、設定を済ませUbuntu 20.04 LTSの環境はWSL2化しています。
もう一つのUbuntu 18.04 LTSはWSLのままです。理由は以下の通り。
WLS2は完全な仮想マシン上でWindowsとは独立にLinuxOSが走ります。そのため、WLS2のLinuxは、仮想マシン用のネットワークに接続しています。仮想レイヤネットワークを外部につなぐソフトルータを通じて、Windows 10のLANのIPに変換され、外部と通信します。このネットワーク構造の変更に伴い、WLS2上のLinuxには新しいプライベートアドレスが振られています。また、これまで利用できていたグローバルIPv6が付与されなくなりました。
この形は、一般的な仮想化ソフトウエアで実現されるものと相似です。仕事上、頻繁にIPv6化したLinux shellをつかうので、IPv6を直収できるWLSを残しました。WLS2上のLinuxでは、Docker等これまでできなかったことを試して行くことになります。また、クローバルIPv6が来るように調整します。
WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が降りてきました。待望のアップデートです。