パソコンの通風口を塞ぎ熱が溜まると動作が遅くなります
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
パソコンの通風口を塞ぎ熱が溜まると動作が遅くなることがあるので注意が必要です。この記事を書いているWindowsパソコンを常用しているのですが、いつも動作が遅いので「仮想化してハードを速くしよう!」と思っていました。
Windows XP Professional SP3
Celeron 2.66GHz
1.49 GB RAM
最近の気温の上昇の影響か、机の足下付近から「もわっと熱気」を感じることが度々あり、パソコンの廃熱だとは思いましたが、忙しさにかまけて原因を調べずにいました。
ところが天板が「妙に」熱いことに気がつきました。「こりゃ熱いな!」という程です。パソコンの排気口は背面上部にあり勢いよく熱風を吹き出しています。排気ファンが止まったかと思いましたがそうではないようです。でもその熱気に「こりゃ熱くなるよな。古いパソコンだから致し方ないな。早くハードを変えよう。」と思いつつ、熱源を探すためにパソコンを動かしたところ「ありゃ?吸気口が隣のパソコンとの間にある!」隣のパソコンと隙間なくくっついていたので大きな吸気口がほぼ完全にふさがっていたのです。
少し間隔を空けると、数分で筐体が冷め、動作もキビキビしてきました。プログラムの起動や日本語変換のもっさり感も取れてしまいました。パソコン内部が高熱なので動作が遅くなっていたようです。いや、パソコンの動作が遅くなる程の高熱だったのです。
一年以上この状態でした。かわいそうにこのパソコンはずっと熱で苦しんでいたようです。きっと寿命も短くなっているとおもいます。このことに早く気づいていたら、もっと効率よく仕事ができていたのに!パソコンの排熱経路には充分な注意が必要ですね。
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