ハードディスクは、くるくる回っているのでどうしても壊れやすいデバイスだと思う
ディスクを多数使うRAID5/6等のStorageシステムは、意外な頻度でディスクが壊れる。これは、一度のデータ書き込みで、複数回のデータ保護のための書き込みが発生し、単純には2、3倍のディスクアクセスがあることに注意が必要で、壊れやすいのは当然なのだ
HDDは、電気回路以外は極めて頑丈であり、スペースシャトル・コロンビア号が大気圏に突入した際の墜落事故でも、搭載されていたHDDからデータが復旧できたことが知られている
近年の大容量HDDの24時間稼働品には、空気の代わりにヘリウムが充填され、さらにRV(回転振動)センサーが追加されている
RVは=Rotational Vibrationの略
ヘリウムの充填で、空気の時より抵抗が減り、消費電力に差が出るほどとのこと。回転系の負荷が減れば、その分長持ちも期待できる
RVセンサーは、HDDに伝わる外部振動からHDD上のデータをより強固に護ってくれる
先のRAIDに使うディスクは、これからはヘリウム充填とRVセンサーは必須だ
いつもアクセスありがとうございます。今回はHDDの安全性のヒントを共有します
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