今回は「Ubuntu 16.04 LTS / AMD Phenom(tm) II X6 1065T1 / AM3+でサーバ構築-USBインストール成功」です。
AMD Phenom(tm) II X6 1065T は、ずっと以前から使い続けているCPUです。今でも、ファイルサーバーにするにはもったいない性能です。
このサーバのUbuntuインストールはいつも難儀しますが、今回解決することができました。
■USBでのインストールに失敗する
USBのインストーラを作るときに、"ddで作ると失敗"します。BIOSの設定を変えてもダメです。
ddで作ったインストーラは、起動はしますが、インストール途中でUSBドライバ情報を失い、インストーラのUSBメモリにアクセスできなくなります。
Linux上のddでも失敗します。これまではLinuxのddで起動ディスクを作ってきました。
■起動USB、DVDの作成はWindows 10 + Rufusで
「Rufus」を使ってWindows 10上にダウンロードしたUbuntuのisoイメージをUSBメモリーに書き込みます。
このツールは、書き込むモードを「isoイメージでの書き込み」か「ddでの書き込み」を選択することができます。
isoイメージでの書き込みです。
■解決策#1 : isoイメージで起動USBを作り、USBからブートする
Windows 10上のRufusで「isoイメージで書き込み」を選択し起動USBを作ると、USBメモリからインストールを完了することができました。
■解決策#2 : SATA接続でDVDブートする
起動DVDをWindows 10の機能で作成。その起動DVDでSATA接続したDVDドライブから起動し、インストールします。
ただし、USB経由のDVD起動は、USBメモリ同様、インストーラは起動しますが、途中で失敗します。USBではなくSATA接続です。
■インストール成功後のディスクイメージ
SATAディスク6本がデータディスクになります。OSディスクはSSDのシングルディスクでLVMを張っています。
5.5TのディスクはUSB3接続でハードウエア・ミラーディスクです。
takumi@cbkoka11:~$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 1.8T 0 disk
sdb 8:16 0 1.8T 0 disk
sdc 8:32 0 1.8T 0 disk
sdd 8:48 0 1.8T 0 disk
sde 8:64 0 2.7T 0 disk
sdf 8:80 0 2.7T 0 disk
sdg 8:96 0 119.2G 0 disk
├─sdg1 8:97 0 731M 0 part /boot
├─sdg2 8:98 0 1K 0 part
└─sdg5 8:101 0 118.5G 0 part
├─cbkoka11--vg-root 252:0 0 117.6G 0 lvm /
└─cbkoka11--vg-swap_1 252:1 0 980M 0 lvm [SWAP]
sdh 8:112 0 5.5T 0 disk
├─sdh1 8:113 0 128M 0 part
└─sdh2 8:114 0 5.5T 0 part
takumi@cbkoka11:~$
AMD Phenom(tm) II X6 1065T は、ずっと以前から使い続けているCPUです。今でも、ファイルサーバーにするにはもったいない性能です。
このサーバのUbuntuインストールはいつも難儀しますが、今回解決することができました。
■USBでのインストールに失敗する
USBのインストーラを作るときに、"ddで作ると失敗"します。BIOSの設定を変えてもダメです。
ddで作ったインストーラは、起動はしますが、インストール途中でUSBドライバ情報を失い、インストーラのUSBメモリにアクセスできなくなります。
Linux上のddでも失敗します。これまではLinuxのddで起動ディスクを作ってきました。
■起動USB、DVDの作成はWindows 10 + Rufusで
「Rufus」を使ってWindows 10上にダウンロードしたUbuntuのisoイメージをUSBメモリーに書き込みます。
このツールは、書き込むモードを「isoイメージでの書き込み」か「ddでの書き込み」を選択することができます。
isoイメージでの書き込みです。
■解決策#1 : isoイメージで起動USBを作り、USBからブートする
Windows 10上のRufusで「isoイメージで書き込み」を選択し起動USBを作ると、USBメモリからインストールを完了することができました。
■解決策#2 : SATA接続でDVDブートする
起動DVDをWindows 10の機能で作成。その起動DVDでSATA接続したDVDドライブから起動し、インストールします。
ただし、USB経由のDVD起動は、USBメモリ同様、インストーラは起動しますが、途中で失敗します。USBではなくSATA接続です。
■インストール成功後のディスクイメージ
SATAディスク6本がデータディスクになります。OSディスクはSSDのシングルディスクでLVMを張っています。
5.5TのディスクはUSB3接続でハードウエア・ミラーディスクです。
takumi@cbkoka11:~$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 1.8T 0 disk
sdb 8:16 0 1.8T 0 disk
sdc 8:32 0 1.8T 0 disk
sdd 8:48 0 1.8T 0 disk
sde 8:64 0 2.7T 0 disk
sdf 8:80 0 2.7T 0 disk
sdg 8:96 0 119.2G 0 disk
├─sdg1 8:97 0 731M 0 part /boot
├─sdg2 8:98 0 1K 0 part
└─sdg5 8:101 0 118.5G 0 part
├─cbkoka11--vg-root 252:0 0 117.6G 0 lvm /
└─cbkoka11--vg-swap_1 252:1 0 980M 0 lvm [SWAP]
sdh 8:112 0 5.5T 0 disk
├─sdh1 8:113 0 128M 0 part
└─sdh2 8:114 0 5.5T 0 part
takumi@cbkoka11:~$
いつもアクセスありがとうございます。引き続き、設定の様子を共有していきます。古い機体ですがまだまだ役に立ちます。