NetBSD/Xenサーバーを試しています
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
NetBSDサーバー上の仮想サーバーソフトウエアXenを試しています。XenはいわゆるハイパーバイザーでKVMやVMwareの位置づけです。これまでもXenやKVMを使ったことはありますが、しばらく離れていました。最近の仮想サーバーでのシステム構築では、コンテナを多用しています。
Xenはオープンソースで開発が進み、事業化の為に会社を設立、その後Citrixが買収しました。CitrixはWidowsのデスクトップ配信を1990年代のWindows NTのころから取り組んでおり、その方面では最大規模の会社です。
Xenは今でもオープンソースで開発が続いており、LinuxのみならずFreeBSD、NetBSD、Windows等様々な基本ソフトに移植されました。
今回は、組み込み系に強いとされるNetBSD上でXenを動かし、複数の作業を独立した環境で動作させることが目的です。作業単位に独立させることにより、サーバーの立ち上げやメンテナンスを簡明にします。
引き続き、紹介していきます。